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子どものスマホ、あなたは持たせる派? 持たせない派?

LIMO / 2018年7月30日 10時25分

子どものスマホ、あなたは持たせる派? 持たせない派?

子どものスマホ、あなたは持たせる派? 持たせない派?

「我が子にいつからスマホを持たせたらいいのか…」頭を悩ませるママも多いのではないでしょうか。あまり早く持たせるのも考えものだし、かといって周りのみなが持っているのに、我が子だけ持っていないのもどうかと思うし…。また、スマホを持たせる際のルールをどう決めるか、ということもしっかりと考えたいもの。

そこで今回は、「子どものスマホ、どうする?」を考えてみたいと思います。

そもそも子どもにスマホは必要?

現代人にとって欠かせないコミュニケーションツールのひとつが、スマートフォン。学校の連絡事項はメールで、習い事の連絡はLINEで、なんていうママもいるのではないでしょうか。

親世代の子ども時代は、携帯は大人の持ち物で子どもには不必要なものだったはずが、時は流れ、今や子どものスマホ所持率もかなり高くなっています。

「友達がみんなLINEでやり取りしてるから、私もスマホでLINEがしたい」「自分だけスマホ持ってないと話題に入れない」などと子どもに言われて困った方もいるかもしれませんね。

早い子なら、小学生のときから子どもにスマホを持たせているという家庭もあるようですが、一般的には、小学校の間は、習い事に行かせる際の連絡手段として、また防犯目的のためにキッズ携帯を子どもに持たせ、中学校や高校に上がってからスマホを持たせたい、と考えている方が多いようです。

確かに今のご時世、通学途中や習い事の行き帰り、緊急事態に陥ったときにすぐに連絡が取れるようにできれば安心です。しかし、その一方で、「子どもにスマホは必要ない」と思っているママやパパも少なくないはず。

携帯不要派のママやパパの意見は、「スマホを持つことによって、いらぬトラブルに巻き込まれる可能性が高い」「スマホに夢中になって勉強がおろそかになってしまったり、姿勢や視力が悪くなったりする可能性が高い」というもの。

確かに、それも一理あり。スマホを持つことによって、架空請求の被害にあったりや有害サイトを閲覧したり、またLINEを介してのイジメが発生したり...と、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性も大いに考えられます。

大切なのは子どもが納得できる「家族のルール」

スマホを持っていても、イジメなどのトラブルに巻き込まれる可能性は高い、でも、スマホを持っていないことによって友人との話に入れない、など人間関係に亀裂が生じる可能性もある。スマホを持たせるか持たせないか、持たせるならいつからか、というのは非常に悩ましい問題です。

とりあえず、子どもが「スマホを持ちたい」というまでは、持たせる必要はないでしょう。子どもが「必要ない」と思っているのに無理やり持たせても、子どもに「便利に使おう」という意識がなければ無用の長物です。

逆に、親が「まだ早いのでは…」と思っているのに、子どもが「スマホを持ちたい」と言ってきた際は、「スマホ会議」を開くことをおすすめします。

まず、子どもに「なぜスマホを持ちたいか」という理由を説明させましょう。「友達が持っているから」と言われたら、「なぜ友達が持っているから持ちたいのか」も聞いてみてください。もしかしたら「みんな学校でLINEの話の続きで盛り上がっていて、疎外感を感じるから」というかもしれません。

親とすれば「それじゃあ、LINEの話以外のことを話せる友人を作りなさい」と言いたくなるとは思いますが、ちょっと待って。特に、思春期の女の子にとってグループの話題についていけないというのは、死活問題に等しいくらい大きな問題なのです。

仲間が盛り上がっている話題についていけない疎外感や寂しさ、自分が知らないところで友人たちの絆が強くなっているのではないか、という焦り。そんな子どもの気持ちを慮ってあげてもいいと思います。

そして、「なぜ、まだスマホが必要じゃないと思うか」ということもきちんと説明する。その上でしっかりと話し合い、スマホを持たせるかどうかを子どもと一緒に考えることが大切でしょう。

また、スマホを持たせることになってもルールはきちんと決めておく必要があります。

使用できる時間を決めておく

課金するようなアプリはインストールしない

アクセス制限をする

最低でもこの3つはルールとして制定し、破った場合のペナルティも決めておくことが大切です。スマホを持たせる場合は、しっかりと「正しい使い方」を子どもに教えてあげましょう。

親がしっかりと管理して

子どものスマホをしっかりと管理するのも親の仕事です。スマホを持たせるにしろ持たせないにしろ、一度、子どものスマホについてじっくりと話し合う機会を設けてもいいかもしれません。

中学生、高校生といえどもまだまだ親の手助けが必要な年齢です。子どもが無用なトラブルにだけは巻き込まれないよう、しっかりとサポートしてあげましょう。

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