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転職に資格は必要? ハローワークも要チェック

LIMO / 2018年7月20日 18時30分

転職に資格は必要? ハローワークも要チェック

転職に資格は必要? ハローワークも要チェック

再就職やキャリアアップにも

転職活動において、自分のスキルを客観的に証明する手段となるのが資格です。資格が転職に絶対必要というわけではありませんが、自分が希望する職種・業種に合った資格を持っていれば自己アピールでの強みになり、面接での話のきっかけにもなるでしょう。

では、転職で役立つのはどのような資格でしょうか。今回は、資格を取得するメリットや主要なジャンルでの転職に役立つ資格、ハローワークの資格取得支援サービスを紹介します。

資格を持つことのメリット

転職で有利になる

職種によっては、書類選考や面接でも資格を持っているかどうかがチェックされます。資格所持者は一定のスキルがあるとみなされるため、業務に関係する資格であれば、転職活動での有利さが増すでしょう。

キャリアアップができる

資格取得はキャリアアップにも役立ちます。将来希望する仕事があるときには、その業界で必要とされる資格を取得することで新たなキャリアを築くことができます。また、管理職などを目指す場合にも、資格取得が役立つ可能性があるでしょう。

専門的な知識が身につく

資格取得のための学習を通じて、さまざまな専門的知識を身につけることができます。業務に直結する知識ではなくとも、過去に取得した資格が思いがけないときに役立つケースもありますし、資格を持っていることで選べる職種の幅が広がる場合もあります。

では次に、主要なジャンルでの資格を紹介しましょう。

スキルをアピールできる「ITやパソコンの資格」

ITパスポート

ITパスポートとは、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。取得することでITに関する基本的な知識を持っていることを証明できます。IT系の企業はもちろん、今やどんな業種であってもITスキルは重要なので、就職活動中の学生からも注目されている資格です。

基本情報技術者

基本情報技術者も、ITパスポートと同様に情報処理推進機構(IPA)が実施している国家試験です。プログラマーやエンジニアにとって基本的な知識を問う試験です。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOSとは、WordやExcelといった、多くの企業が利用するマイクロソフトオフィス製品に関するスキルを証明する資格です。Word、Excelのほか、PowerPoint、Access、Outlookの科目があります。

取得すると業務で役立つ「ビジネス系の資格」

日商簿記検定

日商簿記試験は、日本商工会議所・各地の商工会議所が実施する検定試験です。初級から1級までグレードがあり、経理事務から公認会計士、税理士まで幅広い職種に役立ちます。2016~2018年度にかけて2級試験が大幅に改定され、より企業の実務に合った内容になっています(※)。

経理職を希望する方はもちろん、営業職や企画職でも簿記の知識は役立つので、取得しておくと仕事上の武器になるでしょう。

※参考:平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について:日本商工会議所

秘書検定

秘書検定は、実務技能検定協会が実施する資格試験で、3級から1級まであります。社会人として基礎的なビジネスマナーにはじまり、1級になると上司をサポートするために必要な上級の秘書能力が求められます。準1級以上は面接試験もあるので接遇のスキルを磨きたい方にも役立ちそうです。

FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定

FP技能検定とは日本FP協会と金融財政事情研究会の2団体が実施する国家検定で、合格するとFP技能士を名乗ることができます。

3級から1級までグレードがあり、日本FP協会実施の試験では2級以上に合格すると、より上級の資格であるAFPや国際的な資格であるCFPといった資格を目指せるようになります。FP技能検定の資格を取得すると、保険会社や自治体の相談窓口などで活躍できる可能性が生まれます。

社会的ニーズが高い医療系の資格

医療事務

医療事務の資格には、日本医療事務協会が実施する医療事務検定試験や医事コンピュータ能力技能検定試験などがあります。

病院などで働く上で必要となる医療事務の基本的な知識を習得するのが医療事務検定試験です。また、医事コンピュータ能力技能検定試験では、医事コンピュータによる診療報酬請求明細書(レセプト)作成などについてのスキルが問われます。この他にも複数の資格がありますので、医療機関での事務職を希望する方はチェックしてみると良いでしょう。

登録販売者

登録販売者とは、2009年の改正薬事法により新設され、薬局・ドラッグストアなどで一般用医薬品(第二類・第三類)の販売を行うことができる資格で都道府県が試験を実施します。試験では医薬品の知識をはじめ、副作用や薬害についての知識、薬事関連法規・制度などの知識が問われます。

薬剤師

薬剤師は調剤薬局や病院で活躍している薬のスペシャリストです。この資格を取得するためには、大学の薬学部で専門的な知識を学び、薬剤師の国家試験に合格する必要があります。

ハローワークで資格取得を支援してもらう方法は?

ハローワークでは、早期の再就職を目指して職業訓練制度を行っています。簿記検定や社会保険労務士試験など人気の高い講座も開講されており、上手に利用すれば費用をかけずに資格取得が目指せます。訓練制度には2種類があります。

公共職業訓練を受ける

雇用保険の受給資格がある場合には、ハローワークが随時募集している職業訓練を受けることができます。転職に役立つ専門スキルが無料(テキスト代等は自己負担)で身につけられるのが魅力です。職業訓練はハローワークが提携する専門学校などで行われるのが一般的です。

求職者支援訓練を利用する

求職者支援訓練は、雇用保険を受給できない人が対象です。専門スキルや資格取得のサポートを受けられる点は通常の職業訓練と同じですが、求職者支援訓練の場合は一定の要件を満たせば毎月10万円の職業訓練給付金が支給されます。各専門学校までの交通費も支給の対象(上限あり)になっています。

参考:求職者支援制度のご案内(厚生労働省)

まとめ

いかがでしたか。転職を考えている場合には、将来的に希望するキャリアに辿りつくために有利になる資格を選びたいものですね。また、条件が合えば、ハローワークのサポートを利用するという選択肢もあります。自分に合った資格を見つけて、キャリアアップに生かしましょう。

***投信1はLIMOに変わりました***

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