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夫が家計のやり繰りに非協力的! そんな状況を打開する4つのヒント

LIMO / 2018年7月30日 20時20分

夫が家計のやり繰りに非協力的! そんな状況を打開する4つのヒント

夫が家計のやり繰りに非協力的! そんな状況を打開する4つのヒント

家計の管理は誰がしていますか? 奥さんでしょうか、それとも旦那さんでしょうか。最近は共働き夫婦も増えてきて、家計の管理にじっくり時間をかけにくくなってきていますよね。そのため家計のトラブルも起こりがち。

一般的に家計の管理は、夫が生活費を渡して妻がその中でやりくりをする、または妻が生活費を管理して夫はお小遣い制というパターンのいずれかが多いのではないでしょうか。問題が起こりやすいのは夫がお小遣い制というパターン。ここにはいろいろな罠が潜んでいるのです。

そこで今回は、妻が家計を握っているものの夫の協力が得られないと悩んでいる夫婦が、うまく家計を管理するためのヒントをご紹介します。

夫が「他人事」という態度なら、夫に管理を任せてみる

家計管理の悩みとしてよく聞くのが、「夫が節約に非協力的」だとか「夫が飲み会に参加してばかりでお金が貯まらない」という話。こういう場合に多いのが、妻が家計を握っていて、夫はお小遣い制というパターン。夫へのお小遣いの中でなんとかやりくりしてほしいけれど、会社の付き合いとか上司との飲み会と言われると追加のお金を持たさざるを得ないという声も。

飲み会なら普通は一度に4000円~6000円飛んでいきますし、後輩におごるとなるともっとお金が必要になる可能性もあります。お小遣いの中でやりくりしきれずに、夫がお小遣いの増額を求めたり、お小遣いとは別に飲み会代を求めてきたりして、結局毎週の家計が苦しくなるというパターンに陥りがちです。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか。それは夫にとって、家計が自分事ではなくなってしまっているからです。自分はお小遣いの中でやりくりすることで精いっぱい、家計のことまで考えられません。自分のお金のその先に家庭のお金があるのですが、そこまで目が行き届かないんですね。このような状況を脱するには、夫に「自分事」として家計のことを認識してもらう必要があるでしょう。

そのためには、いったん夫に生活費の管理を任せてみるのが一番です。お互いの立場を交換してみてください。そうすると、お互いの苦労もわかりますし、家計のことを自分のこととして考えられるようになるはずです。

数か月交代でやってみて、貯金額がどのくらい増えたか、どちらが家計管理が得意かを見極めるのもいいでしょう。ゲーム感覚でやってみると意外と頑張れるものですよ。

毎週10分だけ家族会議をする

そこまでは難しいという場合は、お金のことを意識する機会を作ってみましょう。忙しい毎日だと、ついお金の話は後回しになりがち。やることがたくさんある中では、家計管理のために毎週時間をかけていられませんよね。それでも、毎週10分間だけ時間を絶対に確保して、お金の話をしてみてください。

ただし、お金の話をするといっても、「今月赤字かも」とか「もうちょっと給料上がらないの?」といった暗い話をするのではありません。オシャレな音楽を流したり、ステキな香りのアロマを焚いてみたりして、いい雰囲気の中で明るい未来の話をします。「春には旅行でヨーロッパ行きたいね」とか「クルマ買い替えるならあの車種がいいね」とか、2人の夢をぼんやり語ります。

もしお子さんがいたら一緒に話をしてもいいでしょう。その中で自然と、「じゃあいつまでにどのくらいお金を貯めよう」という話ができるといいですね。そして、あえて事務的に、さらっと事実だけを報告するのも忘れずに。「今週はいくら使ったよ」「今週はいくら予算割れだった」など、あくまで客観的に報告することが大切です。

そうすると相手のほうから「今週出費多くない? どうしたの?」とか「どうして予算割れなの?」と質問が来るときがあるはずです。そのときも感情的にならず、「今週は飲み会が2回あってあなたに1万円渡しているのと、子どもが風邪を引いて治療費と病児保育の費用が結構ふくらんだかも」などと淡々と伝えるようにしましょう。

ポイントなのは、夫が「もうお金の話をしたくない」と思わないように話をすることです。ただでさえ他人事なのに、「妻とお金の話をしたら責められる」なんて思ってしまったら、今後真面目にお金の話ができる関係にはなれないでしょう。責めない、怒らない、悲しまない。あくまで淡々と、明るい口調で話しをすることが大事です。

夫がお金のことに興味を持ったらちょっとだけ相談を

もし話し合いの中で夫がお金の話に質問するようになってきたら、「~だけど、どうする?」「~するにはどうしたらいい?」などと相談を持ち掛けるきっかけにしてみましょう。

夫としても、頼られると意外と親身に考えてくれるようになるものです。自ら調べてくれたり、「ちょっと考えておくよ」と宿題として持ち帰ってくれたりするかもしれません。そうなったら「ありがとう、何かわかったら教えてね」と笑顔で伝えておきましょう。夫が他人事のように感じていた「家計」の領域に、一歩でも足を踏み入れてくれたら成功です。

最初からがっつり家計に関する相談を持ちかけるのではなく、「家計簿がうまくつけられないんだよね、なんかいい方法ないかな?」など、家計の本質には直接関係ないようなことから相談を始めるのがポイントです。

最初から家計の話を相談してしまうと、ずっと「他人事」だったのでうまく感情移入もできず、親身にもなれません。まずは相手に家計管理の大変さを知ってもらうこと。それを見落としがち、もしくは軽視しがちな夫だからこそ家計管理に非協力的になってしまうのです。

いい報告を積極的に行う

お金の話というと、どちらかと言えばネガティブな話をすることのほうが多いのではないでしょうか。人間の生活に欠かせないお金という存在、当然少ないよりは多いほうがいいですが、お金をたくさん持っている人はほんの一握り。明るい話よりは暗い話のほうが多くなってしまうのは、やむを得ないことかもしれません

しかし、暗い話ばかりすると夫と家計管理との距離がますます遠のくばかり。明るい報告をして、夫と家計との距離を近づけていきましょう。たとえば、「今月ちょっとお給料多かったから、いつもより1万円多く貯金できたよ。ありがとう」とお礼を言ってみたり、「今月飲み会我慢してくれたから1万5000円浮いたよ」など、夫の行動によって家計がどう変化するのかということを意識してもらえるように、明るい報告をしてください。

そうすると、夫も耳を貸してくれるようになり、やがて「もう少し頑張ろう」「妻がそういうなら飲み会はちょっと我慢しよう」などと思うようにもなるでしょう。ここでのポイントは明るく笑顔で言うこと、そして夫の行動によって浮いた分があれば一部を還元することです。還元されると次も頑張ろうという気になるはずですよ。

まとめ

いかがでしたか。家計の管理ってとても難しいですよね。でも、旦那さんの気が乗ればスムーズな家計管理ができるようになります。最初はちょっと大変かもしれませんが、頑張ってみる価値はあります。

ちなみに、お小遣い制を続けるのであれば、お小遣いはたとえば旦那さんの月収の1割、あるいは15%というように、月収に比例するようにしてあげてくださいね。給料が上がってもお小遣いが上がらないのではモチベーションが維持できなくなってしまいます。ぜひ、浮いたお金の一部や頑張りは、旦那さんに還元してあげてくださいね。

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