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お金持ちに学ぶ!50代の貯金1000万円の運用法

LIMO / 2018年8月14日 19時0分

お金持ちに学ぶ!50代の貯金1000万円の運用法

お金持ちに学ぶ!50代の貯金1000万円の運用法

お盆や年末年始で家族が集まったた時には、普段は話をすることができない内容、相続や資産運用についてじっくりと話し合うこともあるのではないでしょうか。今回は安全資産として保有している貯金をどのように運用することができるのかについて考えてみましょう。

世界のお金持ちは何に投資をしているのか

仏コンサルティング会社のキャップジェミニの「World Wealth Report 2018」(https://www.capgemini.com/jp-jp/service/world-wealth-report-2018/)では、お金持ちである富裕層を「1百万ドル(日本円で約1億円)以上の投資資産を保有する人」と定義し、英語で「High Net Worth Individual(HNWI)」と呼んでいます。

同調査によれば、2018年第1四半期のHNWIの金融資産の構成は以下のようになっています。

株式:31%

現金及び現金同等物:27%

不動産(住居を除く):17%

債券:16%

オルタナティブ投資:9%

興味深いのは、世界の富裕層といっても、必ずしもリスクをとった運用をしているわけではありません。また極端なまでに預貯金比率が高いということではないことが分かるでしょう。

日本の50代はいくら貯蓄しているのか

2018年5月18日に総務省(統計局)が発表の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]平成29年(2017年)平均結果の概要(二人以上の世帯)(https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.html)では、二人以上の世帯のうち世帯主が50歳代(50~59歳)の貯蓄現在高を発表しています。

2017年の50代の貯蓄現在高の平均値は1699万円。

貯蓄には預貯金や保険、投資有価証券を含んでいますが、中には「預貯金」として資産の多くの比率を占めている世帯もあるのではないでしょうか。

日本の50代の平均貯蓄高は約1700万円と1000万円を超えていますが、50代というと、会社勤めの方であれば定年退職までの仕事や働き方をイメージし、引退後の生活やそのために資産運用や貯蓄方法について勉強されてきたという方も多いでしょう。

ただ、「預貯金はしているけれども株や投資信託といったリスク資産は怖い」とか「資産配分をどうしたらよいのかわからない」という方も多いかとお思います。プロ投資家は資産配分のことを「アセット・アロケーション」といいますが、実はプロでも難しい作業といえます。

富裕層のポートフォリオの特徴とは

あらためて、先ほどの富裕層の資産配分を見てみましょう。ざっくりいうと次のように分けることができます。

値上がり益(キャピタルゲイン)狙いの株式に約30%

配当金(インカムゲイン)狙いの債券及び不動産に約30%

現金及び現預金に約30%

ヘッジファンドやプライベート・エクイティ(未上場株)に10%

この配分は一つの参考にはなるのではないでしょうか。ご自身のポートフォリオと比べてみると気づきがあるかもしれません。

資産運用よりも大事かもしれないこと

現在の65歳以上の方でも仕事のあるという状況は意外かもしれませんが、統計上そうした方は多くいます。「65歳以上で仕事をしている人が多い都道府県」(https://limo.media/articles/-/6960)でも見てきたように、65歳以上でも仕事があり、毎月安定した収入があるという方は都道府県別に差はありますが、中には30%を超える県もあります。

65歳以上になっても、生活費は「労働所得」である程度まかない、貯蓄を上手し「資本所得」を得ることで、ゆとりのある生活を目指したいものです。もっとも仕事ができるくらいに健康であるということが大事なのは言うまでもありません。

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