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東京電力ホールディングスの給料はどのくらいか

LIMO / 2018年9月27日 11時0分

東京電力ホールディングスの給料はどのくらいか

東京電力ホールディングスの給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(http://www.tepco.co.jp/about/ir/library/securities_report/pdf/201806-j.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手電力会社である東京電力ホールディングスです。

東京電力ホールディングスの平均年間給与はいくらか

東京電力ホールディングス(提出会社)の2018年3月31日時点での平均年間給与は802.0万円と800万円を超えています。また、従業員の平均年齢は44.9歳で40歳を上回っています。平均勤続年数は23.5年となっています。

東京電力ホールディングスの従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2018年3月31日時点で8443名。単体で8000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

ホールディングス:8443名

また、連結の従業員数は4万1525名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

ホールディングス:1万3689名

フュエル&パワー:2428名

パワーグリッド:2万1423名

エナジーパートナー:3985名

過去5年の業績動向

東京電力ホールディングス(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみるとやや減収傾向にあります。2014年3月期に6兆6314億円であった水準が、2018年3月期には5兆8509億円となっています。

また、経常利益については売上高とは異なり、増益傾向となっています。2014年3月期には1014億円の水準であったものが、2018年3月期には2548億円にまで増加しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は経常利益とは異なり減益傾向で、2014年3月期には4386億円であったものが、2017年3月期は1328億円まで減少しました。なお、2018年3月期には3180億円まで増加しています。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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