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昭和シェル石油の給料はどのくらいか

LIMO / 2018年10月6日 11時15分

昭和シェル石油の給料はどのくらいか

昭和シェル石油の給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(http://www.showa-shell.co.jp/ir/securities_report_106d.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は大手石油元売企業、昭和シェル石油です。

昭和シェル石油の平均年間給与はいくらか

昭和シェル石油(提出会社)の2017年12月31日時点での平均年間給与は917.5万円と900万円を超えています。また、従業員の平均年齢は44.6歳で40歳を上回っています。平均勤続年数は20.1年となっています。

昭和シェル石油の従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2017年12月31日時点で722名。単体で700人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

石油事業:647名

エネルギーソリューション事業:65名

その他:10名

また、連結の従業員数は4465名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

石油事業:3101名

エネルギーソリューション事業:1035名

その他:329名

過去5年の業績動向

昭和シェル石油(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみるとやや減収傾向となっています。2013年12月期に2兆9538億円であった水準が、2017年12月期には2兆459億円となっています。

また、経常利益又は経常損失については、2014年12月期に167億円の損失、2015年12月期に132億円の損失でしたが、その後は増益傾向にあり、2017年12月期には929億円の利益となっています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失も経常利益又は経常損失と同様で、2014年12月期に97億円の損失、2015年12月期に274億円の損失でしたが、その後は増益傾向にあり、2017年12月期には427億円の利益まで増加しています。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会(http://www.jsda.or.jp/manabu/qa/qa_stock30.html)によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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