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「無印良品」の良品計画の給料はどのくらいか

LIMO / 2018年11月25日 9時0分

「無印良品」の良品計画の給料はどのくらいか

「無印良品」の良品計画の給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(http://aaahttps://ssl4.eir-parts.net/doc/7453/yuho_pdf/S100D0Q3/00.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は「無印良品」などの店舗・商品を展開する専門小売企業である良品計画です。

良品計画の平均年間給与はいくらか

良品計画(提出会社)の2018年2月28日時点での平均年間給与は 574.1万円と500万円を超えています。また、従業員の平均年齢は36.43歳となっており40歳を下回っています。平均勤続年数は6.87年となっています。

良品計画の従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2018年2月28日時点で2035名。単体で2000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

国内事業:1456名

東アジア事業:4名

欧米事業:1名

西南アジア・オセアニア事業:1名

全社(共通):573名

また、連結の従業員数は8128名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

国内事業:1588名

東アジア事業:4674名

欧米事業:620名

西南アジア・オセアニア事業:620名

その他:53名

全社(共通):573名

過去5年の業績動向

良品計画(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2014年2月期に2206億円であった水準が、2018年2月期には売上高は3795億円となっています。

また、経常利益についても増益傾向が継続しています。2014年2月期には230億円の水準であったものが、2018年2月期には459億円にまで増加しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益はおおむね増益傾向で、2014年2月期には170億円あったものが、2018年2月期には301億円となっています。

今後の注目点

良品計画は、世界の人々に「感じ良いくらし」を提案することをベースにし、「社会にとって良いことを行う企業」を目指し、独自の思想から「良い商品」「良い環境」「良い情報」を磨きあげ、企業価値の向上に向け、以下の主に4つの課題に取り組んでいます。

その構成内容は以下の4つです。

グローバルサプライチェーンマネジメント向上

商品開発力の向上

グローバル人材育成

ステークホルダーの期待に応えるコーポレートガバナンスの実現

小売業といっても多くの企業が国内中心の事業展開に終始してしまうのが一般的です。そうした意味では、世界に発信することができる日本の「無印良品」ブランドに今後も目が離せません。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば、幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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