子育てママの悲鳴 「私、今こんなことで悩んでます!」
LIMO / 2018年9月24日 10時15分
子育てママの悲鳴 「私、今こんなことで悩んでます!」
ママたちに聞いた年齢別エピソード
不安だらけで始まった育児に少し慣れてきたと思ったら、また新たな壁にぶつかってしまう。子育てにおいて、悩みは尽きません。子どもが成長してラクになった部分があれば、また違った部分に手を焼くもの。
今回は、3歳児を子育て中の筆者が、出産後から小学校就学前までの子どもを持つママたちに聞いた「子育てに関する悩み」を年齢別にご紹介します。毎日大変な思いをしているのは、あなただけではないかもしれませんよ。
1歳まで(乳児期)の悩み
「よく寝る子だと思っていたのに、生後半年から夜泣きがはじまって…毎日フラフラでした。『いつかは終わる、後から振り返ってみたらそれもいい思い出』って言われても、私には気休めにもならなくて。いつ終わるかゴールが見えていたら我慢もできたんですが、どれぐらい続くか分からない寝不足の日々に追い詰められていましたよ」
「寝ている間、呼吸が止まっていないか心配で。夜中に何度も、鼻の下や胸に手を当てて確認してしまいます。おかげで疲れているのにぐっすり眠れない」
「せっかく寝かしつけたのに、夫が帰ってきた音で子どもが起きてしまうんです。『帰ってくるな』とも言えないし、夫はなにも悪いことしてないのに申し訳ないけどイライラする」
「とにかく自分の時間が持てません。べつに遊び歩きたいわけじゃないですよ。けどお腹が空いたときにご飯を食べたり眠たいときに寝たり、もよおしたときにトイレに行ったり、人間として最低限の行動もままならないのがツライこともあります」
乳児期の悩みで多かったのが、「眠れない」とか「自分の生活がままならない」といったものでした。肉体的に疲労することから、気持ちにも余裕がなくなってしまう人も多いようです。
よく「寝られるときにママもいっしょに寝て」というアドバイスもありますが、筆者は当時「それができれば苦労してないって」と思っていました。ただ今となっては「いつかは終わる、そしてそれも思い出になる」と言っていた先輩ママの言葉がよくわかります。それ以外かける言葉が見つからないんです。
2歳児(イヤイヤ期)の悩み
「気に入らないことがあると、大声で泣くこともしばしば。周りの人にジロジロ見られて、何度恥ずかしい思いをしたことか。みんなは単に子どもの泣き声に反応して見ているだけなんだろうけど、責められているようで『早く泣きやませなきゃ』って焦ってしまいます」
「なんでも『○○ちゃんが! じぶんで!』の時期なので、すべての行動に時間がかかってしまいます。その思いを尊重してあげないと、機嫌が悪くなってさらに手がつけられなくなることも。急いでいるときは本当にツライ」
ある程度ママがコントロールできていた子どもの行動も、イヤイヤ期になると意見が食い違う場面が出てきます。成長の証でもあるのですが、この時期は子どもの言葉もまだ拙いため、どうしたいのか思いを汲み取るのが難しいことも。
筆者は「我が子とはいえ違う人間なんだから、ぶつかって当たり前。想いを言葉で伝えることの大切さだけ教えていこう」と考えるようになって、だいぶ気がラクになりましたよ。
3~5歳児の悩み
「第2子が生まれて、上の子(5歳)がおっぱいに強い興味を抱くように。赤ちゃん返りなら問題ないのですが、性に関心を持ちはじめた?と思うところもあって。どこまで注意するべきか悩ましいです。そもそも目の前で授乳するべきじゃなかったのかな...と悶々とすることも」
「うちの子は、とにかくお外遊びが大好き! 毎日のように朝から公園で遊んでいます。いいことだけど、相手をする私の体がもちません。早く幼稚園に入れたい」
「幼稚園に入ってから、急激に言葉遣いが悪くなりました。一緒に過ごしていると、生意気すぎて腹が立つこともあります」
この頃になると、子どもも完全にひとりの人間になっています。小さいながらも自分なりの考えがあり、外の顔を持つようにもなるのです。ママに隠しごとをしたり嘘をついたりすることもあるかもしれませんね。
性教育については確かに悩ましいところですが、筆者の場合、それ以外の部分は「もう、ひとりの世界も大切よ。ずっとべったり相手をしなきゃいけない時期でもないかも」と母に言われて救われたのを覚えています。以来、子どもの世界を大切にしながら、目が届く範囲で私も好きなことをしてストレス解消しています。
子育ては長いから、頑張りすぎない毎日を
筆者自身あんなにも多くの苦労をしてきたのに、今となってはそれも思い出せないほど。ママたちの話を聞いて「そんなこともあったなぁ」と懐かしく思うようになりました。それでも、この先きっとたくさんの壁にぶつかるのでしょう。
「悩んでいるのはひとりだけじゃない」とか「いつかは笑い話になる」と月並みな言葉しかありませんが、子どもとの関わりはまだまだ何十年も続きます。適度に肩の力を抜いていきましょう。
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