「男子」「女子」のイメージ年齢っていくつまで?
LIMO / 2018年9月12日 19時45分
「男子」「女子」のイメージ年齢っていくつまで?
ビデオリサーチ調査「高齢者像には変化の兆し」
いつのころからか、○○女子、××男子という言い方が広く使われるようになりました。少し古いところでは「肉食系女子」、最近では「日傘男子(https://limo.media/articles/-/6315)」などという呼び方も見られます。
昔は「女子」「男子」といえば、小学生からティーンエイジャーのことを想起する場合が多かったのではないかと思いますが、今ではだいぶイメージする年齢が上がっているようです。
「呼称と年齢のイメージ」に関する調査結果
株式会社ビデオリサーチは9月12日、「呼称と年齢のイメージ」に関する調査・分析結果を発表しました。この分析は同社のシニア研究チーム『ひと研究所VRエイジング・ラボ』※主体で実施されているものです。
それによると、「男子」「女子」でイメージするのは、下限の平均が約10歳、上限の平均が30歳少し手前でした。一方、「若者」でイメージする年齢ゾーンは約15歳から27歳までなので、それよりも幅が広いのが「男子」「女子」の持つイメージの特徴です。
そのほかの呼称でのイメージ年齢を見ると、「おじさん」は42~62歳、「おばさん」は42~63歳、「シルバー」は64~96歳、「高齢者」は69歳以上、「老人」は70歳以上などとなっています(小数点以下四捨五入、「高齢者」「老人」の上限平均は100歳以上)。
なお、その他のイメージ年齢は図表1の通りです。
「敬老の日」の対象年齢は?
実はこのビデオリサーチによる調査は、「敬老の日」にちなんで実施されているものです。そこで「敬老の日」は何歳からが対象と考えられているのかを見てみると、調査対象者全体(15~74歳)の平均値は68.3歳で、同じ設計で実施した2013年の調査の結果と比べ、約1.2歳上がっているという結果でした。
ちなみに、「敬老の日」の対象者と考えられる年齢は、回答者の年齢によって違いがあることがわかります。たとえば20歳代は66.5歳ですが、50代では68.6歳、70歳以上では72.6歳となっています(図表2参照)。
この調査結果は、みなさんのイメージと近いでしょうか、それともギャップが大きいでしょうか?
※ビデオリサーチ『ひと研究所 VRエイジング・ラボ』は、株式会社ビデオリサーチのシンクタンク「ひと研究所」が、シニア市場の活性化を目指し社内外メンバーで立ち上げたシニア研究チーム。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高齢者の災害情報入手、若い人より備え上手 弱点「スマホ」活用を補うにはどうしたら?
J-CASTニュース / 2024年9月25日 18時38分
-
「老年的超越に入ればヨボヨボでも幸せ」阪大教授が注目する100歳超で「フニャフニャスルリ」という終わり方
プレジデントオンライン / 2024年9月14日 8時15分
-
「長寿大国ニッポン」なのに…日本人が「100歳までは生きたくない」と考えるワケ【老年心理学教授が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月8日 12時0分
-
【敬老の日に関する意識・実態調査2024】「敬老の日」の当事者意識は薄れ、5割以上が「普通の連休」と回答
PR TIMES / 2024年9月5日 14時15分
-
【ターニング・エルダー(50-64歳男女)の働く意識・価値観に関する実態調査】ターニング・エルダーを「生涯上昇」「キャリア活用」「バランス」「エンジョイ」「ライスワーク」「ひとやすみ」の6タイプに分類
PR TIMES / 2024年8月28日 13時45分
ランキング
-
1「トライアル」の人気商品に異臭…… 約270万本回収「心よりお詫び」
ねとらぼ / 2024年9月25日 18時17分
-
2「息吸ってるだけで『空気税』とか言い出しそう」東京23区の“家庭ゴミ有料化”報道に怒りの声も…“ゴミ袋1袋75円”の八王子市では確かな手ごたえ「市民の意識があがった」
集英社オンライン / 2024年9月25日 17時49分
-
3いまやお土産の定番? 外国人観光客が「日本の包丁屋さん」に殺到している理由
PHPオンライン衆知 / 2024年9月25日 12時0分
-
4最終週「虎に翼」異例ヒットとなった"2つの理由" 新鮮でありながら「NHKらしい」見事なドラマだった
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時30分
-
5「毎月通院していたのに、突然、進行したがんが見つかった」そんな確率を減らすために医師に伝えるべき内容
プレジデントオンライン / 2024年9月25日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください