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ローソンの給料はどのくらいか

LIMO / 2018年12月5日 6時0分

ローソンの給料はどのくらいか

ローソンの給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(http://aaahttp://www.lawson.co.jp/company/ir/library/pdf/yuuka/yuuka_43.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内コンビニ大手であるローソンです。

ローソンの平均年間給与はいくらか

ローソン(提出会社)の2018年2月28日時点での平均年間給与は 658.6万円と600万円を超えています。また、従業員の平均年齢は39.9歳となっており若干ですが40歳を下回っています。平均勤続年数は12.4年となっています。

ローソンの従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2018年2月28日時点で4444名。単体で4000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

国内コンビニエンスストア事業:4444名

また、連結の従業員数は1万28名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

国内コンビニエンスストア事業:5196名

成城石井事業:1001名

エンタテイメント関連事業:1073名

その他:2758名

過去5年の業績動向

ローソン(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、チェーン全店売上高ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2014年2月期に1兆9453億円であった水準が、2018年2月期には売上高は2兆2836億円となっています。ちなみに営業総収入も増収基調です。

また、経常利益については年度によって凸凹していますが、2014年2月期には688億円の水準であったものが、2018年2月期には651億円になっています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は、こちらも年度によって凸凹していますが、2014年2月期には379億円あったものが、2018年2月期には268億円となっています。

今後の注目点

ローソンでは中長期で連結営業利益1000億円の達成を目指しています。

会社の対処すべき課題としては、以下の課題に取り組んでいきます。

お客さまの生活支援度の向上

小商圏型製造小売業への進化

デジタル技術の最大活用による店舗生産性の向上

将来の成長分野へのチャレンジ

内部統制の充実と事業リスクへの対応

なお、ローソンは2017年2月から三菱商事株式会社の連結子会社となっています。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば、幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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