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「クロスシー」で知られる、シチズン時計の給料はどのくらいか

LIMO / 2018年11月13日 11時0分

「クロスシー」で知られる、シチズン時計の給料はどのくらいか

「クロスシー」で知られる、シチズン時計の給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(https://www.citizen.co.jp/files/133Annual.pdf)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手精密機器メーカーであるシチズン時計です。

シチズン時計の平均年間給与はいくらか

シチズン時計(提出会社)の2018年3月31日時点での平均年間給与は715.1万円と700万円を超えています。また、従業員の平均年齢は42.9歳で40歳を上回っています。平均勤続年数は17.9年となっています。

シチズン時計の従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2018年3月31日時点で894名。単体で800人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

時計事業:629名

全社(共通):265名

また、連結の従業員数は1万6015名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

時計事業:7391名

工作機械事業:1724名

デバイス事業:5126名

電子機器事業:1329名

その他の事業:180名

全社(共通):265名

過去5年の業績動向

シチズン時計(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみるとほぼ横ばいで推移しています。2014年3月期に3099億円であった水準が、2018年3月期には3200億円となっています。

また、経常利益についてもほぼ横ばい傾向にあります。2014年3月期には253億円の水準であったものが、2018年3月期には266億円となりました。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社に帰属する当期純利益は経常利益と同様にほぼ横ばい傾向で、2014年3月期には174億円であったものが、2018年3月期には193億円となっています。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば、幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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