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売上高1兆円企業を目指す、マツモトキヨシホールディングスの給料はどのくらいか

LIMO / 2018年12月2日 6時0分

売上高1兆円企業を目指す、マツモトキヨシホールディングスの給料はどのくらいか

売上高1兆円企業を目指す、マツモトキヨシホールディングスの給料はどのくらいか

企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書(http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=yuho_pdf&sid=2700531&code=3088&ln=ja&disp=simple)をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手ドラッグストア企業であるマツモトキヨシホールディングスです。

マツモトキヨシホールディングスの平均年間給与はいくらか

マツモトキヨシホールディングス(提出会社)の2018年3月31日時点での平均年間給与は 743.2万円と700万円を超えています。また、従業員の平均年齢は45.6歳となっており40歳を上回っています。平均勤続年数は13.6年となっています。

マツモトキヨシホールディングスの従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2018年3月31日時点で404名。単体で400人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

卸売事業:49名

管理サポート事業:355名

また、連結の従業員数は6249名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

小売事業:5358名

卸売事業:49名

管理サポート事業:842名

過去5年の業績動向

マツモトキヨシホールディングス(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2014年3月期に4953億円であった水準が、2018年3月期には売上高は5588億円となっています。

また、経常利益についても増益傾向が継続しています。2014年3月期には245億円の水準であったものが、2018年3月期には361億円にまで増加しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は概ね増加傾向で、2014年3月期には133億円あったものが、2018年3月期には227億円になっています。

今後の注目点

マツモトキヨシホールディングスは、「美と健康の分野においてなくてはならない企業グループ」の実現を目指して、以下の3つの戦略テーマを設定し、取組んでいます。

需要創造に向けた新業態モデルの構築

オムニチャネルを起点としたCRMのさらなる進化

市場シェアの向上と強固な収益基盤の確立

また、経営ビジョンとして「美と健康の事業分野において『売上高1兆円企業』を目指す。」を掲げ、「平成33年3月期 グループ売上高 8000億円、ROE 10%以上」を設定しています。

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば、幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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