牛丼「すき屋」2018年9月の既存店売上高はどうだったのか
LIMO / 2018年10月8日 18時0分
牛丼「すき屋」2018年9月の既存店売上高はどうだったのか
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼でおなじみ「すき家」の2018年9月に関する月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績はどうであったか
2018年9月の「すき家」の既存店売上高(速報値)は対前年同月比で106.9%と、大きなプラス成長となりました。
また、その内訳は、客数が同104.3%、客単価が同102.4%といずれもプラス成長となり、いずれもが既存店売上高の大幅プラス成長を牽引しました。
今期の既存店売上高の振り返り
2019年3月期の各月の既存店売上高動向も振り返っておきましょう。
2018年4月:101.2%
2018年5月:98.7%
2018年6月:102.6%
2018年7月:102.5%
2018年8月:105.6%
2018年9月:106.9%
このように5月を除いてはいずれの月も対前年同月比で100%超の成長となっています。この好調な既存店売上高をけん引するのは大きく見ると客単価のプラス成長です。
ただ、注目すべきは客数についてです。8,9月は対前年同月比で100%を超えることになり、こうした動きは同社のファンダメンタルズを考える上でもポジティブな変化に見えます。
過去1年の株価動向はどうか
最後に、同社の過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
「すき家」を運営するゼンショ―ホールディングスの株価についてみてみましょう。1年前の株価水準と比較すると現在の株価は大きく変わってはいません。
ただ、今年の2月以降株価は大きく上昇トレンドに入り、6から7月にかけて一時は3000円に迫ろうかという動きを示しました。これは先に見たように既存店売上高がマイナス成長からプラス成長に転じたタイミングと重なります。
今後の株価動向を占う意味でも、既存店売上高と今後の新規出店余地、人件費などのコスト管理体制には注目が集まるでしょう。
参考データ
ゼンショ―「すき家 月次売上推移」(https://www.zensho.co.jp/jp/ir/finance/monthly/)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ユニクロ、1月国内既存店売上高は前年比8.6%増 冬物好調続く
ロイター / 2025年2月4日 17時6分
-
2024年 小売業態別統計
食品新聞 / 2025年1月29日 14時35分
-
低価格が浸透!コスモス薬品、25年5月期上期決算は増収2ケタ増益
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2025年1月22日 21時5分
-
ユニクロ、12月国内既存店売上高は前年比15.3%増 冬物好調続く
ロイター / 2025年1月9日 15時58分
-
地場スーパー積極買収で好調!クスリのアオキ、25年5月期中間決算は増収大幅増益
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2025年1月8日 20時57分
ランキング
-
1フジ親会社が決算発表 最終利益は7割以上減少か フジテレビ単体で赤字見込み
日テレNEWS NNN / 2025年2月5日 17時45分
-
2【速報】ホンダとの経営統合が破談 日産が協議“打ち切り”方針を固める ホンダからの「子会社化」提案に反発 幹部「到底受け入れられない」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 15時38分
-
3「一緒にやっていくのは難しい」ホンダと日産の経営統合“破談”が現実味 ホンダは日産の「子会社化」を打診も日産幹部「受け入れられない」と反発
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 11時51分
-
4「きのこの山」「たけのこの里」に異変 「チョコ」がいつの間にか「準チョコ」に...明治が明かしたその経緯
J-CASTニュース / 2025年2月5日 10時51分
-
5「横浜駅に頼らない路線」神奈川県ご当地鉄道事情 代表格は「ロマンスカー」でおなじみの大手私鉄
東洋経済オンライン / 2025年2月5日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください