ソフトバンクGが急反発! 日経平均株価は小幅反発に止まる
LIMO / 2018年10月15日 7時20分
ソフトバンクGが急反発! 日経平均株価は小幅反発に止まる
【東京株式市場】 2018年10月12日
株式市場の振り返り-日経平均株価は暴落翌日としては鈍い反発に止まる
2018年10月12日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 22,694円(+103円、+0.5%) 反発
TOPIX 1,702.4(+0.6、+0.03%) わずかに反発
東証マザーズ総合指数 987.8(+34.9、+3.7%) 大幅反発
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:1,130、値下がり銘柄数:926、変わらず:53
値上がり業種数:16、値下がり業種数:17
年初来高値更新銘柄数:6、年初来安値更新銘柄数:163
東証1部の出来高は16億8,884万株、売買代金は3兆3,416億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国NY市場の大幅続落を受け、東京市場でも連日で売り注文が増えた一方、下値を拾う動きも見られました。週末を控えたポジション調整などもあり、売買代金は前日より減ったものの、3兆円を上回る活況となっています。
そのような中、日経平均株価は荒い値動きとなりました。NY発の“世界同時株安”の連鎖が止まらないと判断された前場の半ばには一時▲267円安まで続落しましたが、後場の半ば過ぎには一時+120円高まで急反発する場面が見られました。
結局、3桁の上昇となる反発で終わりましたが、暴落の翌日としては鈍い反発に止まったようです。
なお、TOPIXはごくわずかな反発(ほぼ横ばい)で引けています。中小型株に対する買い戻しはほとんど起きていなかったと言えましょう。
東証マザーズ総合指数は大幅反発、売買代金は再び1,000億円割れの低調
東証マザーズの出来高は5,276万株、売買代金は799億円となり、いずれも前日より減少しました。新興市場では大型株市場以上に様子見スタンスが強まった結果、売買代金は再び1,000億円を大きく下回る商いとなりました。
ただ、売られ過ぎ銘柄を買い戻す動きも散見された結果、総合指数は+4%高に迫る大幅反発となっています。終値は1,000ポイント割れが続いていますが、今後の動向に注目です。
ソフトバンクGや東京エレクトロンが急反発、減益決算発表のローソンは急落
個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)、安川電機(6506)などが大幅反発となり、ファナック(6954)やコマツ(6301)も大きく買い戻されました。
また、SUMCO(3436)が+8%超高の急反発となった他、アドバンテスト(6857)や村田製作所(6981)などハイテク株の一角に対する買い戻しも優勢となっています。
その他では、任天堂(7974)やSMC(6273)も大幅反発となりましたが、トヨタ自動車(7203)やホンダ(7267)など自動車株はわずかな反発に止まりました。
なお、相場が暴落した前日に逆行高となったドンキホーテホールディングス(7532)は、一時+10%超高となる連日の爆騰となって、年初来高値を更新しています。
一方、前日に発表した上期決算が減益を強いられたローソン(2651)が▲6%安の急落となり、同じコンビニ株のユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)も▲4%安に迫る大幅続落となりました。
また、小売株ではファーストリテイリング(9983)が大幅続落となり、高島屋(8233)とJ.フロント リテイリング(3086)は年初来安値を更新しています。
その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が続落し、三井不動産(8801)など不動産株も冴えない値動きになったことが目を引きました。
新興市場では、ロコンド(3558)が爆騰して年初来高値を更新し、アンジェス(4563)も値を飛ばしました。また、そーせいグループ(4565)やCYBERDYNE(7779)も値を上げ、さらに、時価総額が最大のメルカリ(4385)も大きく買い戻されています。一方、シェアリングテクノロジー(3989)は小幅安になりました。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日経平均は後場に「約350円」下落…前日比128.39円安の38,073.98円で取引終了。指数を下げた“値がさ株”たち【5月9日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月9日 16時45分
-
午前の日経平均は反発、前日安の反動 個別物色が活発
ロイター / 2024年5月9日 12時13分
-
日経平均、前日の上昇分をすべて吐きだす大幅反落…632.73円安の「38,202.37円」で取引終了となった要因【5月8日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月8日 17時0分
-
日経平均「決算本格化」で個別株は活況も…131.61円安の38,274.05円で取引終了となったワケ【5月1日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月1日 17時0分
-
日経平均は370.26円高の37,438.61円で取引終了…ほぼ全面高も、指数が“思ったよりも伸びなかった”ワケ【4月22日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月22日 16時45分
ランキング
-
1「肉も野菜も安い!」ドラッグストア絶好調の理由 物価高で高まる存在感、買収で生鮮食品も導入
東洋経済オンライン / 2024年5月9日 8時0分
-
2米検察当局がテスラを調査 報道、詐欺行為の疑いで
共同通信 / 2024年5月9日 6時5分
-
3物価の優等生『もやし』生産者はようやく少しずつ値上げ…しかし消費減で悲鳴「このままでは生産者がみんな廃業してしまう」
MBSニュース / 2024年5月8日 19時18分
-
4損保大手、火災保険料引き上げ=10月に10%、災害激甚化で
時事通信 / 2024年5月8日 17時54分
-
5「子供に宿題出さないで」底辺校の親の"無理難題" 東海地方で30年働く先生が語った事(第2回)
東洋経済オンライン / 2024年5月9日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください