「くら寿司」運営のくらコーポレーション、2018年10月の既存店売上高は3カ月連続のプラスに
LIMO / 2018年11月13日 12時0分
「くら寿司」運営のくらコーポレーション、2018年10月の既存店売上高は3カ月連続のプラスに
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「くら寿司」を運営するくらコーポレーション(2695)の、2018年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績はどうだったか
2018年11月5日に更新された、くらコーポレーションの2018年10月の既存店売上高は、対前年同月比101.1%と3カ月連続でプラス成長です。なお、速報時点では客数及び客単価の内訳の開示はありません。
また全店売上高も同104.7%とプラスになりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、2018年10月までの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は10月決算)。
2018年10月期の既存店年間売上高は、対前年同期比100.7%とプラス成長を果たしました。
客数で対前年同月比のマイナスが続く一方、客単価は9月まで年度を通じてプラスを維持。客単価の伸びが客数のマイナスをカバーして売上高をプラスに押し上げた形です。
特に上期(11月~4月)はいずれの月も客数がマイナスとなる中で、売上高のマイナス月は2か月に留まりました。
なお、全店売上高は5月の対前年同月比99.3%を除けば、いずれの月もプラス成長となっています。
過去1年の株価動向はどうだったか
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
昨年11月に5,000円付近を底に上昇を開始した同社株価ですが、6月の8,000円台前半を天井に下落。現在は6,000円台後半で再浮上の動きを見せつつあります。
2018年10月期は、8月・9月の2か月以外は客数が対前年同月比マイナスとなり、既存店売上高の不振を招きました。来期も引き続き、既存店客数の推移に注目が集まるのではないでしょうか。
参考データ:くらコーポレーション「月別推移」(http://www.kura-corpo.co.jp/company/ir/kura_pdf/ir_pdf/ir_18_11_05month.pdf)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
10月全国百貨店売上高は前年比0.7%減、32カ月ぶりマイナス
ロイター / 2024年11月25日 17時31分
-
10月コンビニ既存店売上高11カ月連続プラス、販促・残暑が消費を喚起
ロイター / 2024年11月20日 17時0分
-
減益SM相次ぐなか中間決算絶好調のヤオコー、増収増益記録更新に向け視界良好!
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年11月11日 20時59分
-
ユニクロ、10月国内既存店売上高は前年比7.5%減 冬物苦戦
ロイター / 2024年11月5日 16時0分
-
韓国・半導体輸出が高水準、17カ月連続で貿易黒字を記録
KOREA WAVE / 2024年11月2日 9時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください