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節約本来の目的を理解してムリなくお金を貯める方法

LIMO / 2018年11月24日 17時0分

節約本来の目的を理解してムリなくお金を貯める方法

節約本来の目的を理解してムリなくお金を貯める方法

節約というと、「節約生活って苦しそう」「節約しなきゃいけないなんて気の毒」「節約生活なんてしないに越したことはない」というように、なんとなくマイナスのイメージを持っている人は多いと思います。

しかし、本来「節約=苦しい」ものではありません。節約して貯金したいけれど、節約生活はツラいのではないかと思っている方は、以下をぜひ参考にしてください。

節約の本来の目的とは?

節約というと、電気代を使わないように暗い部屋で過ごし、冬も暖房を使わず、食事も貧相なおかずで…と、テレビで見るような貧乏暮らしを想像する人がいるかもしれません。

しかし、節約生活といっても極端に生活の質を下げる必要はないのです。「生活の質を維持しながら過度のぜいたくを控え、無駄な出費を減らしてお金を貯めること」が節約生活の本分です。

また、「お金が貯まっていくのを見るだけで節約生活のやりがいがある」とか、「自分の工夫で口座残高が伸びていく」ことに達成感を持つ人もいます。こういった場合には「節約=苦しい」という図式は成り立ちません。

とにかく「お金を節約して貯めること」と「生活の質を下げる」ことは別だということを覚えておきましょう。

節約のモチベーションを保つためには?

さて、前項で「お金を貯めること」が節約の目的であると述べました。ただ、「お金が貯まること自体が楽しい」タイプの人はむしろ稀であり、それだけではモチベーションの維持ができないのが普通です。そこでオススメなのが、「貯めたお金で何をするか」をできるだけ具体的にイメージしておくことです。

ダイエットのときに目標体重を設定したり、痩せてから着たい服を買って吊しておいたり、憧れのモデルの写真を壁に貼っておいたりしてモチベーションアップを図る方法がありますが、この方法は節約生活にも活かせます。

たとえば、節約したお金で旅行したい場所の写真を貼っておく、買いたい車を決めておく、老後の生活のための貯金であれば理想の老後の過ごし方をイメージしたり、夫婦であれば2人で話し合ってみる…といったことを試してみてください。

こんな節約はNG!

節約生活だからといって、何もかも節約すればいいというわけではありません。ここでは「やってはいけない節約」を紹介します。

人間関係を犠牲にする

人付き合いにはお金が必要なことが多いものです。誰彼かまわず付き合いにお金を使っていたらきりがないですが、自分にとって大切な人、恩のある人、味方でいてくれる人との付き合いで過度に節約することは避けましょう。たとえばお礼の品やご祝儀などをケチると、それまでの関係が変わってしまうかもしれません。

「お金で変わる関係なんて…」と思うかもしれませんが、大切な人や今後もお付き合いしたい人には、背伸びをしない範囲でお金をかけましょう。人間関係への投資は大切です。

自分への投資をやめる

お金を節約するときに「習い事をやめる」「資格の勉強をあきらめる」ことは避けましょう。もちろん、ただ惰性で習い事を続けたり、自分磨きと称して高価なエステに通ったりするのはもったいないですが、本当に興味があることや可能性を伸ばしたいことに対しては、むしろ投資をすべきです。

趣味を極めて起業をしたり、資格を取ることで収入が増えるというケースもあります。自分が本当にやりたいことには、投資を惜しまないでください。

すぐに始められる節約法

生活の中で節約できることはいろいろありますが、ここでは面倒な手続きを必要としない2つの節約法を紹介します。

健康に悪いものはカット

タバコ、お酒、そしてお菓子などは、過剰に摂取すると健康に悪いですよね。特にタバコの場合、非喫煙者は生命保険の保険料が割引になる場合もあるので、禁煙をすればタバコ代が浮くだけでなく、保険料の軽減も期待できます。

お酒やお菓子は適度な量なら問題ないでしょうが、これも度を超すと肥満になったり健康を害して医療費がかかってしまうことになりかねません。もし、間食が多すぎたりお酒を飲みすぎたりという自覚がある人は、その回数を減らしましょう。体のためにもなり、もちろん飲食費の節約にもなります。

買い物をするときの「自分ルール」を決める

「なんとなく欲しいから」で買う物を決めるのは無駄な出費につながります。何かを買う前には値段や量、自分にとって本当に必要か、今すぐ必要かなど、よく考えることが大切です。いわゆる「衝動買い」は節約の対極に位置するものですね。

たとえば、予め献立を決めてからスーパーに行く、自販機のジュースやコーラは買わない、コンビニ行くときは買うものと予算を決めてそれ以上は使わないなどの「自分ルール」を決めて、それを守るようにしましょう。

まとめ

節約は我慢ばかりを続けるものではありません。むしろ「どうやったらお金を使わずに毎日を楽しく過ごせるか」というアイデア勝負の場であり、自分の考えた節約術がうまくハマればそれだけでも充実した生活を送ることができます。「節約を楽しむ」「節約すべきものとそうでないものを見極める」ことを心がけると、きっと良い結果になるでしょう。

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