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年収450万円の看護師が語る! 共働き夫婦の上手なお金の使い方

LIMO / 2018年11月26日 20時20分

年収450万円の看護師が語る! 共働き夫婦の上手なお金の使い方

年収450万円の看護師が語る! 共働き夫婦の上手なお金の使い方

年収450万円稼ぐ女性と言うと、どんなイメージを抱きますか。一般的には、「よく稼ぐ人だな」と思う人が多いでしょう。しかも、子どもがいて家事をこなしながらというと、びっくりする人もいるかもしれませんね。今回は、子育て・家事と看護師の仕事を両立している女性から、共働き夫婦の上手なお金の使い方について教えてもらいました。

家事にお金を使うことは悪いことではない

日本では、まだまだ家事にお金をかけることに抵抗感が強いようです。たとえば、家事をやってくれるハウスキーパーを雇うというような家事代行の仕組みを利用することは、どこか「妻であることを放棄した」「母親なのに家事もしない」という目で見られてしまいがちです。

しかし、彼女のように仕事も子育ても家事も、という生活を送っていると、当然ですが体力も精神力もかなり消耗します。そこで、「自分でなくてもいいことは、他の人にお願いしたほうが丁寧で、こちらの気持ちも体力もラク」という彼女。仕事は楽しいしやりがいがあるから続けたい。でも、家に帰ってきたら家事よりも子どもと過ごすことを優先したいという気持ちがあるからこそ、家事をほかの人にお願いしてしまうという発想です。

日本ではまだなじみの薄い家事代行サービスですが、海外で女性の就労率が高い国ではよく利用されているといいます。日本でも、徐々に認知が広がっていますし、共働き世帯にとっては強い味方になりそうですね。毎回お願いするのではなく、自分が疲れてきたときや、たまに息抜きをしたいときに利用してみてもいいでしょう。

子どもができたら、お金で何を買うかががとても大事

子どもができると、お金で何を買うのかということが非常に大事になってくるといいます。「子どもにお金をかけようと思ったらいくらでもかけられる。だからこそ、お金をかけるところとかけないところのメリハリをつけるべき」と彼女。確かに、子どもにはいくらでもお金のかけようがありますよね。

洋服を買ったり、習い事をさせたり、私立の学校に通わせたり、お金の使い道はさまざまです。しかし、お金をかけてばかりでは到底家計が持ちません。そこで彼女はしっかりとメリハリをつけてお金を使うようにしているといいます。たとえば、子どもはすぐに大きくなるから、洋服は親戚にもらっていたそう。いとこのお姉さんのお洋服だからと喜んで子どもが着ていたこともあり、洋服をはじめ、学用品などの消耗品にあまりお金をかけなくて済んだといいます。

逆に、子どものやりたいこと、つまり習い事に関しては我慢はさせたくなかったそうで、ピアノやテニスなど、娘がやりたいことをさせているといいます。子どもが我慢して過ごすのはイヤだと、やりたいことを自由に選ばせたとのこと。子どもの頃の習い事は、大人になっても続けられる趣味になったり、特技として自分の強みにもなります。小さい頃から好きなことで才能を伸ばすのはいいことですよね。

楽しく生活するためのお金を用意しておくこと

共働き夫婦でよくあるのが、「お互い仕事に育児に家事にと忙しく、ストレスが溜まる」ということ。休日にはお互い、疲れ切ってしまって夫婦としてお互いをねぎらったり、お互いに優しくしたりするほどの余裕が残っていないというのは、経験のある方も多いのではないでしょうか。

彼女は、「大事なのは、夫婦2人が楽しく過ごせるような『ちょっとしたお金』を毎月用意しておくこと」だといいます。彼女たちの場合は共通の趣味である音楽に使ったり、それぞれお金を半分ずつ負担して欲しいものを買ったり、時には両親の家に子どもを預けて2人で旅行したりという使い方をしているようです。

「夫婦2人が楽しみながら毎日を過ごしていることが、子どもにいい影響を与える。楽しく仕事をしている姿を見せることが大事」という彼女。確かに、毎日「仕事疲れた〜」と両親がくたくたになっている姿を見るよりも、いきいきと働いている姿を見ている子どものほうが将来、働くことを楽しいことだと思ってくれそうですよね。

お互いの両親や親戚と上手に付き合うためのお金を大事に

彼女が特に気を遣っているのは、お互いの両親や親戚との付き合い方。特に、旦那さんの両親とは家が近く、仲良くしてもらっていることもあり、子どもをよく預かってもらえるそう。そういう状況を踏まえ、旦那さんの両親には礼を尽くしているといいます。たとえば、旅行したときは旅先の名物をお土産に買ってきたり、父の日や母の日などの特別な日の贈り物は欠かさないとのこと。

また、自分の両親にもきちんとお歳暮やお中元を贈っているといいます。「身内に贈る必要はないという人もいますが、特別な決まりはないですし、自分が贈りたい人には積極的に贈る」という彼女。そうすることで、継続的に親密なコミュニケーションが取れるのだとか。

そんなふうによい関係を築いておくことで、「何か困ったことがあったらすぐに頼れますし、頼ってもらえる。やっぱり向こうのほうが親としては先輩ですし、人生の先生でもある。経験値と実践的な知識では勝てない。そういう人が常に自分の味方であると心強い」という彼女。そういった間柄の人たちとの関係を良好にしておくことが、毎日を心地よく生きることの秘訣かもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか。今回はお金の使い方を中心に話を聞いてみました。共働きの忙しい夫婦2人が、いかに快適に毎日を過ごすかということを一番に考え、それを子どもにも還元しているという印象で、非常に素敵な生き方をしていると感じました。ぜひあなたも自分たちが快適に暮らせるように、毎日の生活を工夫してみてくださいね。

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