してもいい離婚、しなくてもいい離婚の見分け方 「感情より勘定」というけれど…
LIMO / 2018年12月14日 10時40分
してもいい離婚、しなくてもいい離婚の見分け方 「感情より勘定」というけれど…
長い結婚生活、決して楽しいことや幸せなことばかりではありません。振り返ってみたとき、ツラいこと、苦しいこと、悲しいことの方が多い…もしかしたらそんな風に感じている人も多いのではないでしょうか。
そしてそんな結婚生活にむなしさを感じたときにふと頭をよぎるのが「離婚」の二文字。まさに今、ぼんやりと「離婚した方がいいのかな…」なんて考えているあなたへ贈ります。
まずは心の整理をしてみましょう
あなたの心に巣食った「離婚したい」という気持ち。その気持ちが生まれた原因はなんでしょう。喧嘩してカッとなったから? それとも許しがたい裏切りがあったから? はたまた、長い間の積もりにつもったものが爆発してしまったから?
ふとした瞬間に「もう離婚したい」という気持が浮かぶけれど、日常の大半はそんなことは忘れている…。それなら問題なし、といってもいいでしょう。だって、たいていの人は「もう離婚してやる!」という気持ちが浮かんでは消え、の繰り返しでしょうから。
パートナーに対して「離婚」の文字が頭にちらつくほどの不満を抱えながらも、日々生活しているのは、何もあなただけではありません。ほとんどの人がそんな想いを経験しているものです。ただ、常に「離婚したい」「離婚した方がいいのではないか」そんな想いを抱えている人は、一度、心の整理をしてみることをおすすめします。
・離婚したいと思った原因は?
・パートナーへの気持ちは?
・パートナーへの感謝の心は?
・パートナーの許せない部分
・パートナーの好きな部分
・離婚後の生活ビジョン
メモ用紙に箇条書きにしてみてもいいでしょう。文字にすることで自分自身で気付けなかった気持ちに気がつくことができるかもしれません。
自分の気持ちを整理したら次は三択。離婚するか、離婚しないか。もしくは、このままもう少し迷ってみるか。
あなたの人生はあなたのもの。すぐに結論を出さなくてもいいのです。もう少し迷いたければ、迷うのも選択肢のひとつです。
していい離婚、してはいけない離婚
よく「迷っているうちは離婚しない方がいい」「離婚はものすごくエネルギーを使うから、相手のことが本当に嫌いになってからするべきだ」という話を聞きます。果たして本当にそうなのでしょうか?
たとえばパートナーの借金問題で生活が困窮している、パートナーからDVを受けている、パートナーが不貞行為を働き、結婚生活に悪影響が出ている…このような場合は離婚をすることで将来が明るくなる可能性が高いでしょう。
しかし、「離婚して果たして幸せになれるのだろうか」「離婚後、生活面は大丈夫だろうか」などと、離婚後の生活に不安を感じる、離婚したら後悔しそうな気がする…そんな想いを少しでも抱いている人は、離婚を急がない方がいいかもしれません。
「離婚は感情よりも勘定」という言葉を聞いたことがあります。「ただ嫌いだから」「ただ愛情がなくなったから」「相手のことが許せないから」という感情だけで突っ走るのではなく、離婚した方が確実に幸せになれる、という確固たる自信を持ってから行動に移すべきでしょう。
迷いがあるのに離婚してしまうと、ことあるごとに「あのとき離婚しなければ」という気持ちが芽生えてしまいます。離婚して幸せになれるかどうか。それは、「離婚したら必ず幸せになれる」という自信を持てるかどうかにかかっているのかもしれません。
離婚するには念入りに準備をすることが必要です。なぜなら、離婚を実行するには色々な制約があるからです。
あなたが今の生活に限界を感じ、心身ともに疲弊してしまっているなら、新しい道を切り開くためのもうひと踏ん張り、と思って頑張れるかもしれませんが、ただ漠然と「離婚したい」と思っているのなら、どこかで必ず心が折れる瞬間がくるでしょう。
それが離婚前ならまだしも、離婚後なら後戻りはできません。あなたの離婚は「してもいい離婚」なのか「しなくてもいい離婚」なのか、よく考えてみましょう。
周りに相談してみるのもあり
自分ひとりで色々抱え込んでしまうと、よけいにしんどくなってしまいます。信頼できる友人に相談してみるのもひとつの方法です。また、「もし友人から自分と同じ境遇だと打ち明けられたら、あなたはどうアドバイスするか」で判断するのもいいでしょう。
「もう別れた方がいいよ」といいますか? それとも「もう少し頑張れば?」と励ましますか? 離婚はしようと思えばいつでもできる、と思って現状を多角的に見てみることも大切です。
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