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貯金ゼロから100万円貯めるなら、どこでお金を浮かせばいいのか

LIMO / 2018年12月5日 6時0分

貯金ゼロから100万円貯めるなら、どこでお金を浮かせばいいのか

貯金ゼロから100万円貯めるなら、どこでお金を浮かせばいいのか

皆さんはどのくらい貯金をしていますか? コツコツ貯めているという人もいれば、貯金ゼロという人もいるかもしれません。

「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成29年)」(金融広報中央委員会)によると、金融資産非保有の割合は20代で35.6%、30代と40代はそれぞれ33.7%、50代でも31.8%と、各世代の金融資産を保有していない比率は3割を超えています。

しかし今は、将来的にどんどん収入が増えることが期待できない時代ですし、何かあったときのためにもやはり蓄えがないと不安ですよね。そこで今回は、100万円の大台を目標として貯金をするための道筋について考えてみます。

なお、上記の「金融資産」には、預貯金以外にも保険や有価証券、その他金融商品が含まれています。

100万円貯金は何から始めればいい?

たとえば1年で100万円貯めようとする場合、単純に12カ月で割ると一月あたり約8万4000円、2年なら24カ月で割って約4万2000円になります。これまで貯金をまったくしてきていないという場合、2年で貯める場合であってもハードルが高いと感じるかもしれません。ただ、生活費を見直すと、貯金するお金を捻出するポイントはいくつか見つかるものです。

使う額を減らす

たとえば食費は、外食を控えて昼は弁当持参、夜も自炊をする回数を増やすとか、毎日飲む缶コーヒーをインスタントコーヒーに変える、間食を減らすなどすることで目に見えて出費を少なくすることができます。

また通信費も、プランの見直し、キャリア変更、大手キャリアから格安スマホに乗り換えるなどで、月々の固定費をかなり減らすことができるでしょう。

回数を減らす

趣味や娯楽はストレス解消にもなるものなので、すべてカットするというのではなく、頻度を減らしてみてはどうでしょうか。もし、気乗りがしないことがあるのに何となく参加している飲み会があるのなら、何回かに1回は断るということも考えましょう。

嗜好品について考え直す

たばこやお酒などの嗜好品にお金を使いがち、という人もいるでしょう。もし禁煙を考えているのであれば、思い切って実行すると健康面でもお金の面でもメリットがありますよね。お酒の飲み過ぎ、スイーツやスナック類の食べ過ぎもセーブするようになると、出費が減り、メタボ防止やダイエットにもなるので一石二鳥です。

月額で払っているお金を見直す

ダイエットを始めようとして入会したスポーツジム。最初はこまめに通ったものの最近は忙しくてほとんど行けていないなんてことはありませんか? それでも月会費は出ていきますよね。

サービスを利用していないのにお金を払うのは本当にもったいないことです。こうした無駄はやめて、より低料金の公共プールや自治体のスポーツセンターにあるジムなどを利用することを考えましょう。また、有料の動画配信サービスなどでも、もうあまり利用していないというものがあれば思い切って解約するのも一つの手です。

年収別のヒント

ここからは、2パターンの年収を目安に、より注意して見直すべきポイントを挙げていきます。

年収350万円程度

ここでのポイントは家賃や通信費などの固定費をどれだけ抑えることができるかです。たとえば、家賃が手取り収入の3分の1を超えている場合は、利用する駅や駅からの徒歩時間を少し妥協してより安い物件を探してみましょう。

引っ越しには敷金・礼金や引越業者を使う場合の費用もかかりますが、長い目で見た支出の削減を考えると貯金に回せるお金がふやせます。通信費も料金プランの見直しや格安スマホへの乗り換えをすると、月々の費用を浮かせることができますよね。

年収450万程度

400万円台が日本の平均年収と言われる今の世の中では、450万円程度の年収があれば、よほど浪費が激しくないかぎりギリギリの生活ということはないでしょう。ただ、社会保障費や住民税・所得税などの税負担を感じる場合があるかもしれませんね。

ここでのポイントは変動費。月によって額が違ってくる食費や娯楽費、交際費などをある一定の水準に保つことが大切です。特に、ストレス発散で買い物をしすぎてしまったり、飲み会や趣味についお金を使ってしまうという事態は避けましょう。ストレス解消も自分へのご褒美も時には必要ですが、手取り収入を使い果たしてしまっては貯金はできませんよね。

まとめ

いかがでしたか。100万円貯める!という目標も、「いつまでに」という決め事がなければなかなか実現しないものです。まずは期限を決めて、そのためには月々いくら貯める必要があるのかを計算してみましょう。もしボーナスが年2回あれば、そこでまとめて10万円とか20万円を貯金に回すのもいいでしょう。ご自分の収入に応じて、無理のない額を決めて実行していきましょう。

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