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夫に家事・育児を任せられるようになるための3つのコツ

LIMO / 2018年12月13日 10時40分

夫に家事・育児を任せられるようになるための3つのコツ

夫に家事・育児を任せられるようになるための3つのコツ

共働きには絶対欠かせない夫の協力

結婚して子供が生まれても仕事を続ける女性が年々増えています。厚生労働省の「専業主婦世帯と共働き世帯の推移(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000118655.pdf)」によると共働き世帯は平成26年度には1114万世帯にのぼり、専業主婦世帯687万世帯の約1.6倍と共働き世帯の方が多数派なのです。

一方、日本では子供が生まれたら妻が産休・育休を取り、時短で働くのが一般的というのが現実です。しかし、それでは妻のキャリアにブランクができて仕事に注力したくてもできないですよね。

その結果として、妻の年収が少ないからという理由や、会社での労働負担が少ないからといって家事・育児の分担が妻に偏ってしまうのでは、一見上手く回せていそうでも夫婦仲がギクシャクしてしまうでしょう。

平日、夫はほとんど家におらず、妻が時短勤務で家事・育児の負担が増えてしまうなら、夫にも休日には積極的に家事・育児に参加してもらいたいもの。

夫と家事・育児を分担し、任せられるようにするにはどうすれば良いのか、筆者の経験も踏まえて紹介します。

妻は「名もなき家事」をどうしても避けられない

炊事・洗濯・掃除だけではなく、日々のくらしには「名もなき家事」が多いですよね。たとえば不足しそうな備品を覚えておいて購入したり、ペットボトルのラベルやキャップを分別したり、家族が脱いだ上着をクローゼットに戻したりと数え切れないほどあります。

名もなき家事は男性には気づきにくいものが多く、どうしても妻の負担になってしまいがち。これらも含めて家事・育児を全て完璧にこなし、仕事も全力で取り組むなんてしていたらいつかはパンクしてしまいます。

この点からも、妻としては共働きなら簡単なことでも良いので、夫にも気持ちよく家事・育児に参加してほしいのです。

家事も育児も任せられる頼れる夫になってもらうには?

1. 何をやってほしいのかをハッキリと! 2択にするのが効果的

筆者自身も夫によく言われることですが、男性はやってほしいことをはっきり言わないと分からないようです。自発的な行動を求めるのではなく、しっかりと何をやってほしいか伝えることが大切です。

たとえば「洗濯と洗い物どっちやる?」「トイレ掃除か掃除機かけるのどっちがいい?」のようにどちらかを選ばなくてはいけないような質問の投げかけ方にします。そうすれば夫もやらざる得ない状況になりますよね。

遠慮せずに当たり前のように分担すれば、だんだん自覚ができて自発的に家事ができるようになっていきます。

ただし、夫のやり方に口を出したりやり直したりするのはプライドを傷つけ、やる気を喪失させるのであまりおすすめしません。どうしても譲れないものは自分で行ない、それ以外を夫に頼むようにしましょう。

夫に頼むと決めたら、夫のやり方を尊重すべきですし、あれもこれもとレベルを上げず家事の合格ラインを相手に合わせることも大切です。

2. 友人や親の前でほめる

大人になっても人間はほめられると嬉しい生き物です。しっかり家事をしてくれたら本人にお礼を伝えるのはもちろんのこと、照れくさいかもしれないですが、あえて友人や親の前で「よくやってくれる夫で本当に助かる」とほめてみてください。

「できる夫」と周りから思われることで、よりやる気がでるようです。

3. 育児は生まれてすぐ参加してもらう

育児については生まれた時から子供に積極的に関わるのが大切だと言われています。子供のオムツを変えられない夫がいるという話もありますが、新生児の時に1日に何回も交換することに慣れておけばできないということはないはずです。

母乳は母親でないと与えられませんが、それ以外のことは夫でもできます。母親としては心配かもしれませんが、授乳時間がの間隔が空いてきたら、あえて夫に預けて数時間出かけるなどすると、父親と子供のコミュニケーションにもなりますし、育児に対する責任感も増すでしょう。

育児に関してはただ負担を減らすというだけではなく、万が一母親の身に何かあった時に父親が何も子供のことを知らないでは困るという理由からも、普段から参加すべきだと言えるでしょう。ミルクの量、アレルギーの有無、予防接種などしっかり夫も理解しておくと安心ですよね。

まとめ

最近は家事・育児の分担が当たり前という風潮もあり、中にはとても協力的で上手な男性もいますよね。そんな時に自分の夫と比べて落ち込んだりイライラしてしまったりすることもあるでしょう。

しかし、人と比べるのではなく、負担を補い合えるよう一緒に成長すれば良いのです。依頼の仕方を気をつけたり、家事・育児をしてくれたら感謝しほめたりすることで、夫も気持ちよく家事・育児に参加できるのではないでしょうか?

最初は大変かもしれませんが、夫と妻がどちらも当たり前に家事・育児ができるようになり、お互いに気遣いができるようになると、ますます家族の絆も強まると思います。

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