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お金で失敗しない結婚の掟〜いまの年収より大事なポイントは?

LIMO / 2018年12月24日 19時45分

お金で失敗しない結婚の掟〜いまの年収より大事なポイントは?

お金で失敗しない結婚の掟〜いまの年収より大事なポイントは?

育児中の金融OLが語る!

「この人と結婚するべきじゃなかった」「お金で失敗する結婚をしてしまった」と後悔したくないですよね。結婚は人生の中でも非常に大きなイベントですから、そこで失敗するのは嫌ですよね。そこで今回は、お金で失敗しない結婚をするためのヒントを、共働きで育児中の女性に聞いてみました。

「いまの経済力」より「仕事へのモチベーション」

お金に困らない結婚、というと「年収が高い人と結婚すればいいか」と安易に考えてしまいがちですが、実際はそういうことではなさそうです。年収が高くても、一流企業に勤めていても、それはあくまでその人自身の実力というよりは業種や会社の待遇が相対的に他の人よりもいいというだけの場合もよくあります。職場では全く評価されていないけれど、もともと業種的に他業種よりも高い給与水準である、というケースですね。
 
もちろん、実力が認められて、評価されて、高い年収を得ている人もいます。しかし、そういうケースはごく一握り。そんな人をゲットしようと思うと、結婚自体がなかなかできなくなってしまいます。さらに、いま年収が高くても、この先どうなるかわかりません。そういうときに大事になるのが仕事へのモチベーションだと、彼女は言います。
 
「仕事が好きじゃない人は、年収を維持しづらい。心と体の不調も起きやすいし、昇進へのモチベーションが低いから、将来のことも考えると仕事が好きと言ってくれる人が一番」とのこと。彼女の旦那さんも仕事が好きで、やりがいを感じながら毎日仕事をしているとのことで、「仕事が好きならストレスも溜まりづらく、家族も穏やかに過ごせる」と言います。
 
確かに、筆者の周りでも「仕事いやだな」と言っていた友人が急に仕事を辞めて海外へ半年くらい遊びに行ってしまったことがありました。彼と結婚を考え交際していた女性は、その行動に不信感をつのらせ破局。彼はいまでもその女性に未練があると言い、未婚のままですが、女性のほうは安定した企業で働く男性と結婚しました。今の年収も大事ですが、仕事に対する姿勢やモチベーションを評価することも大事ですね。

親との関係は重要! 仲良くなれそうなご両親を選ぶべし

旦那さんと親との関係は、非常に重要なもの。誰でもそうですが、親子の関係というのは子どもの人生に大きな影響を与えます。親との仲が良好で、さっぱりとした付き合いができているのが好ましいのですが、そうではない家庭も多いですよね。

「親と険悪であるのはかなり大変ですが、親が干渉してくるのはもってのほかです。それで精神的に苦労した人を何人も見ていますから、ここに関しては自分の感覚を信じたほうがいいと思います」と彼女は話してくれました。
 
さらに「実際、旦那の両親と仲良くしておいてよかったと感じることはたくさんあります。時短勤務ですが、仕事をしながら子育てをしていると、近くにいる彼の両親のサポートは本当にありがたいと感じます」とのこと。

子育ての先輩ともいえる旦那さんの両親と仲良くできることはメリットが大きいでしょう。もちろん、近くに自分の実家がある場合は自分の親に頼ることができますが、そうではない場合も多いですよね。そんなとき「お願いごと」ができる関係になっておけば、日々の暮らしがラクになることは間違いないでしょう。
 
また、「友人の中には、旦那さんのご両親が事業に失敗し、旦那さんがそちらにお金を入れすぎて家庭に入れてくれるお金がほとんどないと嘆く人もいます。結婚は当人だけの話ではなく家族も関係してくるので、結婚相手の家族のことは結婚前にしっかり知っておく必要があると思います」と言います。

確かに結婚相手の家族のトラブルでも、お金に困ることがあり得ます。そうならないためにも、リスクの所在をはっきりさせておくべきですね。結婚前に、彼のご家族に会う機会があるなら、面倒くさがらずにぜひ積極的に参加したほうがいいでしょう。

生活の「リズム」が合う人なら結婚生活はスムーズに進む

「生活リズムのことで、結婚や子育てがうまくいかないという夫婦は意外と多いです」と彼女。「友人の中には、旦那の仕事が終わるのが深夜だから平日はほとんど顔を合わせることはないという人も多い」と言います。そうなると、家事も育児もワンオペでやらざるを得なくなり、家族の団らんもなくなってしまいますし、お互いにストレスをため込んでしまいがちになりますよね。
 
「生活リズムを揃えるために、夫婦で色々と努力しました」と言う彼女。旦那さんは残業が多い会社から転職し、いまは遅くとも20時には帰れる職場で楽しく働いていると言います。

「できるだけ年収を下げず、残業が少ないところへ転職しようということで、夫婦2人で転職活動を頑張りました。私は育児休暇を取っていたので、今の職場でそのまま時短勤務させてもらえましたが、彼はそういうわけにはいきませんでしたから。先のことを考え、子どもが生まれる前からじっくり転職活動に取り組めたおかげで、いまの素敵な職場が見つかったと思っています」と笑顔で話してくれました。
 
「生活リズムが合わないと夫婦のすれ違いが起きて、どちらかに負担がかかってダメになってしまう。なんでも夫婦で分担することが大事です。コミュニケーション不足も家族が破綻する原因です。家族が仲良くいられるからこそ、お金に困るようなことも起きないのだと思っています」

「生活リズムが違うと、ご飯をあたため直すのも、お風呂を追い炊きするのも、全部お金がかかる。そのうえ、コミュニケーション不足になってお金の使い方も相談できなくなるし、いいことはない」という彼女の言葉通り、夫婦で仲良くいることが一番の節約になるのかもしれませんね。

金銭感覚は「使う」ときだけではなく「貯める」「ふやす」ときのことも大事

「金銭感覚が合う人と結婚したほうがいい」というのはよく言われることですが、これはお金の使い方に限ったことではありません。お金の使い方だけでなく、お金の貯め方やお金のふやし方というところも、非常に重要なポイントとなってきます。
 
「お金をどう貯めるか、というのも大事だと思います。私は自分が金融機関で働いているのもあって、どんどん投資したいと思う派。旦那も偶然にも、投資に興味がある人でした。これが食い違っていて、旦那が絶対貯金しかしない、という人だったら大きなケンカになっていると思いますし、お金をふやすチャンスを失ってしまっていると思います」と話す彼女。たしかに、お金の使い道だけでなくお金のふやし方も、重要なチェックポイントですよね。
 
筆者の友人にも、「投資をしたい」という旦那さんと「投資なんて絶対いやだ」という投資大反対派の奥さんの組み合わせがいましたが、結果として彼らは離婚しました。理由はもちろん、「金銭感覚の相違」です。それがきっかけで、根本的に性格が合わないということに気が付き、話し合いのすえ離婚したと言います。

投資したほうがいい、しないほうがいい、という話ではありません。その方針がお互いに合っているということが重要ですね。

まとめ

いかがでしたか。お金で失敗したと思って離婚するのも寂しいものですよね。もしもあなたにいま、結婚を考えている人がいるのであれば、まずはチェックしてみてはいかがでしょうか。お金のことで悩むような結婚をしても、幸せにはなれません。2人が本当に幸せになれる結婚にしてくださいね。

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