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2019年こそ「目標を達成する」自分になれる! その6つのコツ

LIMO / 2019年1月3日 20時20分

2019年こそ「目標を達成する」自分になれる! その6つのコツ

2019年こそ「目標を達成する」自分になれる! その6つのコツ

2019年、皆さんはどんな1年にしたいですか。

「1年の計は元旦にあり」と言うように、古くから日本では1年の計画は年の初めにあたる元旦にすること、そして最初の計画が肝心であるという言い伝えがあります。

著者も毎年、1年の目標を元旦に立てるのですが、20代の頃は目標を立てたことすら忘れてしまったこともしばしば。30代になり、目標を手帳に書き留めて肌身離さず持ち歩き、いつでも振り返ることができる状況にすることで徐々に目標達成率が上昇し、さらにこれからお伝えすることを実践したことで目標達成以上の効果を得ることも増えてきました。

そこで今回は、多くの成功者や著名人、活躍しているビジネスパーソンが実践している目標達成に近づくコツを6つご紹介したいと思います。

1. 目標設定は「少し頑張れば達成できる」ことに

今の行動でも達成できてしまう目標、逆に高望みしすぎな目標ではなく、現在のレベルより少しだけ高いところに目標を設定してみましょう。

脳科学的に、高すぎる目標では「脳のご褒美」と言われているドーパミンがあまり分泌されずモチベーションの維持が難しいと言われています。ドーパミンとは、幸福やモチベーションを生み出す脳の神経伝達物質で、目標達成には必須ともいえるものです。

そのドーパミンが最も分泌されるのが、簡単すぎない少し高い目標を設定した時だとされていますので(参考1)、「頑張れば達成できる」ギリギリのラインで設定することをおススメします。

参考1:『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑著)

2. 目標は紙に書いて人にシェアする

ドミニカン大学カリフォルニア校で心理学を教えているゲイル・マシューズ教授による、267人の参加者を対象にした実験では、「目標を手書きしたときの達成率は、キーボードでタイプしたときと比べ42%上昇する」といいます(参考2)

「書く」ことは左脳を使い、「考える」ことは右脳を使うといいますので(参考3)、「目標を書く」行動は、右脳と左脳の両方を使うことになります。また、書けば書くほどその内容に意識を向けることが可能となり、五感で入ってくる情報が集まりやすくなるというメリットもあります。

たとえば、「社会保険労務士に合格する」という目標を設定し、紙などに書かなかったりアウトプットをしなかったりすると、脳は情報の区別ができず、意識が向きませんが、紙に書き込むと「社会保険労務士」に関する情報が自然に集まってくるようになるということです。

これは、最近気になっている芸能人や商品を急に広告や看板で見かけるようになったりするのと似ている現象で、意識が集中しやすくなるそうです。

また、人へのシェアは、言葉に責任を持つことと周囲の協力を促します。たとえば、ダイエットで「マイナス3キロ」という目標を設定し友人に公言することで、自分は「言った手前、達成しなくては」という気持ちになり、友人もむやみやたらにボリュームのあるランチに誘うことが少なくなるでしょう。

さらに、ビジネスにおいては明確な目標やビジョンを伝えることで、達成するために必要な人脈や仕事を得られることもあります。

女性支援を仕事にしている著者も、「女性のキャリアを3㎝豊かにすることを理念に掲げ、女性向けのキャリア塾を運営しております」と名刺交換の際に伝えています。そうすることで、協力者や参加者が増えたり、女性支援に賛同してくださる企業から講演や研修の依頼をいただくこともあります。

人へのシェアは「協力してくれそう」「協力してほしい」と思う方に直接伝えることでより効果は高まります。また、自分自身を追い込むためにSNSでシェアしても良いでしょう。フェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏が年初に自分の目標を投稿しているのも、その一例です。

参考2:『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』(アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著)
参考3:『AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55』(五十嵐悠紀著)

3. 期限を決める

人は期限を決めることでモチベーションが湧いてきます。この期限も1年後、1か月半後、1月末など曖昧な期限ではなく〇月〇日と明確に設定すると、精神的プレッシャーによってノルアドレナリン(集中力を高める物質)がでるといいます(参考4)

また期限を決めることで客観的に評価ができるので、ビジネスの目標設定においては必須と言えます。評価ができるということは同時にフィードバックができることでもあるので、次年度への活かし方や改善点も明確にすることが可能です。

参考4:『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑著)

4. 目標を具体的にイメージする

上記の「期限を決める」に加えて、できる限り5W2Hで設定するのがおススメです。5W2Hとは、When(いつまでに)Who(誰と・誰に)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)、How much (どのくらい・いくら)を指します。

例:「営業成績で全国1位を獲得するため(Why)、毎日営業リストから電話入れを行い(How)、3月31日までに(When)リストに掲載されている30社と(Who、How much)契約を結ぶ(What)」

この5W2Hで設定した目標をさらに深堀りし、潜在的な状態で眠っている「ありたい姿」を明確化・イメージ化することで内発的動機付けができ、目標達成への効果が高まります。

【ありたい姿を導く質問事例】

「どうしてこの目標設定にしたのですか」

「目標を達成することで本当に得たいものは何ですか」

「目標達成した時、どんな気持ちですか」「どんな表情ですか」

「目標を達成した後、人からどんな声がけをされたいですか」

「目標達成を一番伝えたい人は誰ですか」「その方からどんな言葉をもらいたいですか」

「目標を達成した時に、周りにはどんな人がいますか」

「この目標達成は人や仕事にどんな影響を与えますか」

【イメージ化する方法】

絵や図を描くことで理解しやすくなり、何倍も記憶に定着しやすいと言われています。それは、脳の9割が視覚情報で処理をし、記憶の8割が視覚記憶であるため、すべてを文字に頼らず絵や図を書き加えることで脳に残りやすいからです。

たとえば、イギリス人教育者のトニー・ブザン氏が提唱した「マインドマップ」、大谷翔平氏が実践して話題となった「マンダラチャート」、画像やイラストを張り付けたり描いたりする「ドリープマップ」などの方法があります。

5. アクションプランを立てる

目標設定をした後は、期限から逆算して行動に落とし込んでいきます。この目標を達成するために日々のアクションプランを立てて実践を続けていくのですが、その際も5W2Hに落とし込めると行動を起こしやすくなります。

日々の習慣に取り入れるため、手帳、紙、メール、スマホのメモ機能等に「TODO」として書き入れ、「できたか」「できなかったか」をチェックしていくと良かった点や改善点が見えやすくなります。

著者もよく「できなかった」ということがありますが、できなかった事実は受け止めて「明日はどうしたらできるか」を考え、気持ちも行動も切りかえていくことを大切にしています。

ここで内省できずにいると、成長も学びも半減してしまいますので、あらかじめ「振り返る時間」をスケジュールに入れておくことがおススメです。

6. あとは行動あるのみ

どんなに良い目標を立てても行動しなかったら目標の意味がありません。ここまで目標についてさんざん書いてきましたが、一番大切なことは「行動」です。

目標を立てて行動を起こすことは、より計画的かつ着実に目標達成に近づきますので日本人にとてもフィットした形だと思いますが、行き当たりばったりの行動で新しい発見や価値観に出会えることもあります。

また、ビジネスの場面では同じゴールを目指すので目標は必要になっていくと思いますが、プライベートで目標設定することが逆に行動の制限をかけているのであれば目標設定しなくても良いと思います。

いずれにしても大切なのは「行動」ですので、ご自身にあった方法で2019年をより豊かな1年にできるよう心より願っています。

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