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来年こそ脱・赤字! 1日5分で赤字家計を黒字家計にする4つのヒント

LIMO / 2018年12月30日 19時45分

来年こそ脱・赤字! 1日5分で赤字家計を黒字家計にする4つのヒント

来年こそ脱・赤字! 1日5分で赤字家計を黒字家計にする4つのヒント

「どうして今年は家計が赤字になってしまったんだろう」「なぜ毎月家計が苦しいのだろう」…。そんな風に思いながら2018年を過ごした人も少なくないのではないでしょうか。

一度赤字に転落してしまうと、なかなか取り戻せないのがツライところ。しかし、毎日の小さな積み重ねで赤字家計を黒字にすることもできるのです。今回は、そのためのヒントをご紹介します。

簡単に目標金額を定めておく

まずはやはり目標がないと話になりません。いったい自分はどのくらいの金額の中でやりくりしたらいいかということをはっきりさせておきましょう。やり方は簡単です。まず、毎月支払う固定費を書き出します。家賃、通信費、光熱費、保険料などがこれに該当しますね。ローンや奨学金の返済がある場合も、忘れずに書き出しておいてください。

固定費とは別に、自分の収入を書き出します。毎月多少の変動があるかとは思いますが、この際それは度外視して、平均的に毎月もらえる収入を書いておいてください。そのうえで、自分が毎月貯金したい金額を書いてください。

とりあえず今が赤字で大変、貯金なんてそれどころではないという人も、5000円でもいいのでひとまず書いてください。毎月貯めるクセをつけることが大事です。

さらに、自分で予算配分をします。毎月の「収入-固定費」で算出した金額を超えないように、必要な予算を配分していきましょう。といっても、やってほしいのは次の給料日までの週数で割り算をするだけ。

つまり、「収入-固定費」で算出した金額を、次の給料日まで4週間だとしたら4で割るだけです。すると、毎週いくら使っていいかがわかりますよね。これなら、使いすぎたときのリカバリーも簡単ですし、細かい項目がないので管理もしやすいです。

もし、細かく食費、娯楽費、交通費、被服費、美容代などの項目に分けて管理したいという人がいれば、もちろんそれでも構いません。こうしておけば、自分が何にいくら使っていいかがはっきりしますよね。

財布からレシートを取り出して内容をチェックする

ここからは5分でできることなので、ぜひ毎日継続してください。やることがわかれば、毎日寝る前の5分だけで自分の出費が見えるようになりますし、なぜ赤字になってしまうのかもわかるようになるはずです。

まずは、財布の中からレシートを取り出してください。今日使ったお金の振り返りをしていきます。毎日財布の中身を整理し、すっきりした状態に保つことでお金の管理がしやすくなるというメリットもあります。

レシートを取り出したら、内容をざっくり確認していきます。何を買ったか、本当に必要だったのか、それは出費の項目では何に当たるのか。まずはレシートを見てみましょう。

その日の出費を手帳に書き込む

レシートのチェックが終わったら、その日の支出を合計して、手帳やカレンダーに書き込みます。今日の分と、今週の進捗を記入しておくとわかりやすいですね。

たとえば、今週の予算が2万円、月曜の出費が4500円、火曜の出費が3000円だとしたら、今週の合計は7500円、予算の2万円に対する進捗は37.5%、今週はまだ2日目なのでちょっと使い過ぎであるということがすぐにわかります。

こうしてわかりやすい数字を出すこと、そしていつも目にするところに記入しておくことで、毎日の意識が変わるのです。自分の出費をチェックし、振り返り、目に付くところに記入しておくというこの流れが非常に重要なのです。

レシートのチェックに1分、合計金額と進捗の計算に3分、記入に1分。これで1日5分です。たったこれだけで、毎日の出費が計算しやすく、わかりやすく、管理しやすくなるのです。

手帳に書き込むのなら、その週の予定も一緒にチェックすることができます。「金曜は飲み会だから、5000円くらいは残しておかないと」とか「土曜はデートだからお金を残しておこう」というように、調整ができるようになるといいですね。

こうした調整は、1か月単位にしてしまうとやりづらく、まさに週単位というのがベストなのです。1週間の中で、予算オーバーすることのないように、きちんとリカバリーすべきところはリカバリーすべきところとして管理しておいてくださいね。

月の初めと終わりにはその月の振り返りを

毎月のことですが、月初と月末にはぜひその月のお金の使い方について振り返る時間を取ってください。1時間も2時間もかかるような話ではありません。10分くらい、今月の反省点とよかった点を振り返るだけです。

また、カレンダーや手帳に金額を書いていると、「土日に使い過ぎだな」とか「平日は外食が多くて食費がかさむな」など、自分のお金の使い方のクセが見えてくるでしょう。

自分のお金の使い方のクセを知ることは非常に重要です。どういうときに使いすぎてしまって、どういうときに節約できるのか。それを把握しておくと、今度は自分で自分をコントロールしやすくなります。

「週末につい予定を入れすぎてしまうから、お金も使いすぎてしまう。家でもう少しゆっくりする時間を作ろう」という考えにもなるかもしれませんし、「平日もできるだけ食費を抑えるために、簡単でいいから自炊をしよう」という話にもなりますよね。

自分のクセを知ると、自分の使い過ぎに対して対策を練ることができるのです。そして、赤字家計に陥る可能性も減らすことができるんですよね。

まとめ

いかがでしたか。1日5分なら、毎日続けても負担にはなりませんよね。寝る前でも、歯磨きの前にでも、いつでも時間は作れるはず。赤字家計を黒字に持っていくことは、簡単なことではありません。しかし、小さな心掛け次第で変わることもあります。まずは自分のクセを知って、「使いすぎてしまう自分」をコントロールする術を覚えましょう。

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