今年中に絶対! 1年で100万円貯める「貯金計画」の作り方
LIMO / 2019年1月1日 12時0分
今年中に絶対! 1年で100万円貯める「貯金計画」の作り方
年が明けて、「今年こそ貯金を頑張ろう!」と意気込んでいる人も多いと思います。そういう人はお正月休みのうちに、上手にお金を貯めるための計画を立てるのもいいですよね。そこで今回は、1年間で100万円貯めるための「貯金計画」のつくりかたをご紹介します。
まずは「いつまでにいくら」という目標をはっきりさせよう
まずやってほしいのが、マイルストーンの設定です。仕事でもよくあると思いますが、長期的なプロジェクトに携わる場合、マイルストーンを置いて、「いつ」と「どのくらい進捗しているべきか」ということをはっきりさせますよね。その目標に向かって、お金を貯めていく必要があります。
それだけでスケジュール感がはっきりして、自分の貯金が遅れているのか、うまくいっているのかがはっきりわかるようになるはずです。
さて、マイルストーンをどう置いていったらいいかということですが、キモとなるのは「ボーナス月」です。たとえば、6月と12月がボーナス月に当たる場合は、その2つの月を中心として予定を組みます。
月々の貯金額はボーナスでいくら貯められるかによりますから、「1回のボーナスで30万円貯める」と決めたら、ボーナス以外では40万円を貯めればいいことになりますよね。この40万円を四半期にわけてみると、1四半期ごとに10万円貯めればいいことになります。
まず四半期に分けてみて、1-3月期はボーナスがないので10万円、4-6月期はボーナス込みで40万円、7-9月期はまたボーナスがないので10万円、10-12月期は40万円という感じで割り振りができますね。いったんこれを一つの目標として貯金してみましょう。
毎月をどう過ごすか考える
次は、四半期という大きな区切りで見るのではなく、月ごとに見ていきましょう。ボーナスを除けば1四半期で10万円ですから、毎月3.3万円くらい貯金しておけばいいことになります。こう見てみると意外とそんなに大きな額でもないですよね。毎月3.3万円を捻出するためにどうしたらいいか考えてみましょう。
いま赤字ギリギリで生活していて「3万円なんてとても出せない!」という人もいるかもしれません。そういう人は、家計のどこかに見直しポイントがあるはずですよね。ここではそれを探していきます。
たとえば、食費が大きいなら食費の削減のためにできることはないかと考えてみます。娯楽費が多いと感じるなら、もっと減らせる飲み会がないか、もしくはもっとお金を使わないで遊ぶ方法はないか考えてみます。
また、「自分で何にお金を使っているかわからない」という人もいるかもしれませんね。そういう人は、何に使っているかをはっきりさせるのも大事ですが、そうしていると時間ばかりが経ってしまいますから、荒療治ではありますがとりあえずお金を使わないというのも一つの手です。
また、自分のライフスタイルから「ここでお金を使っているかも」とヤマを張ってもいいでしょう。「外食が多いから食費が膨らんでいるかも」「飲み会が多いから娯楽費が多いのかも」と、なんとなく見当がつくかもしれません。
しかし、無駄遣いの原因は自分だとわかりにくいものですよね。無意識にお金を使ってしまっているケースも多いので、自分では気が付けないことも。
意外と、仲のいい友達に「私はどこで無駄遣いしていると思う?」と聞いてみると、的確な答えが返ってくるかもしれません。その指摘されたことに対して、「自分はココでお金を使いすぎてしまうんだ」と意識すると自然と無駄遣いが減っていきます。
出費のマイルールを決めよう
無駄遣いを減らすヒントとして、出費に関するマイルールを作るという方法があります。些細なことでも構いません。お金の使い方をマイルールでコントロールすることが大事です。
たとえば、「飲み会は3回誘われたら1回行くというペースを守る」とか、「ランチは500円まで」とか、自分がお金を使いやすいポイントに絞ってルールを設けると、ルールが多すぎてストレスになる、という事態を避けつつ、効率よく無駄遣いを減らすことができます
出費に関して言えば、膨らみやすいのが食費と娯楽費、そして通信費です。食費が膨らむというケースは、一人暮らしの人に多い傾向です。どうしても自炊するクセがつかないとか、人とごはんを食べたくて外食してしまうとか、そういうパターンが多いですね。
また、娯楽費も、金銭感覚を共有できる友人や恋人と付き合っている分にはいいですが、そうではない場合に膨らみやすくなります。また、趣味にのめり込みすぎて、ついお金をつぎ込んでしまうという人も、娯楽費や趣味のお金が膨らんでしまいがちですね。
意外と盲点なのが通信費。筆者もそうなのですが、通信費だけはなかなか節約できないんですよね。筆者の場合、大手キャリアの契約でインターネット代、スマートフォン代、タブレット代をまとめていて毎月1.5万円ほどの出費になっています。
さらに、動画配信サービスを3社利用しているため、それだけで月に3500~5000円ほど。一時的にもう1社契約することがあるので、その月は5000円以上の通信費が、ネットやスマホ代以外でもかかってきている計算になります。
筆者の友人は、格安スマホに切り替えて月2500円、ネットも5000円で済むようになり、通信費が半分になったと言っていました。通信費の見直しは非常に効果が出やすいので、ぜひ一度試してみてください。
自然とお金が貯まる仕組みをつくろう
計画を立て、どうすれば1年で100万円貯まるかという道筋が見えてきたら、お金が貯まる仕組みをしっかりと作っておきましょう。貯金の基本ともいえる「先取り貯蓄」の仕組みをつくっておくのです。
どうするかというと、自動積立預金のサービスがある金融機関で口座を作る、もしくはすでに自動積立預金のサービスがある金融機関で口座を保有している場合は、自動積立預金のサービス利用を開始する手続きをしましょう。
サービスが利用できるようになると、毎月いつ、いくらを定期預金に入れるかという設定ができます。この設定が終われば、翌月もしくは翌々月から自動で積立を開始してくれます。
指定した日に指定した金額を自動で、普通預金口座から定期預金口座に移し替えてくれるので、手間も時間もかかりません。最初に手続きや設定をしておけば、後は自動で積立貯金ができるのです。まずはこのしくみで、毎月3.3万円を確実に貯めるようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。今年こそは貯金しようと思っても、毎年なんとなくうまくいかずに「今年もお金貯まらなかったな」と思って終わる年末はもう終わりにしましょう。着実に貯められる年にするためにも、まずはしっかり計画を立てて取り組んでみてくださいね。
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