1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

激安「業務スーパー」の売れ筋商品を知る

LIMO / 2019年1月2日 7時0分

激安「業務スーパー」の売れ筋商品を知る

激安「業務スーパー」の売れ筋商品を知る

2018年10月期連結決算を振り返る

「業務スーパー」という小売店をご存知でしょうか。緑色の看板に書かれた文字。名前だけを聞くとプロショップのような印象を持ちます。一方で、看板にはあわせて「一般のお客様大歓迎」と書かれています。「業務スーパー」とはどのような店舗なのでしょうか。また、どのような商品が人気なのでしょうか。最新の決算と合わせて「業務スーパー」についてみていきましょう。

「業務スーパー」の運営者とは

「業務スーパー」は、2018年10月末現在で、全国に813店舗を展開しています。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の関東には217店舗、大阪府、京都府、兵庫県(淡路島除く)、奈良県、和歌山県、滋賀県の関西には241店舗をはじめ全国に店舗を展開しています。

「業務スーパー」は兵庫県に本社を置く、神戸物産という上場企業が運営しています。「業務スーパー」事業は神戸物産の約8割を占める主力事業となっています。FCモデルを中心に展開される同事業は加盟店への卸売やロイヤリティ収入などが売上収益として認識されます。

好調だった神戸物産の決算

2018年12月14日に神戸物産は、2018年10月期連結決算を発表しています。

売上高は、対前年同期比で+6%増の2671億円、営業利益は同8%増の157億円となるなど、増収増益の決算となっています。

コアの事業である「業務スーパー」への同社からの出荷実績についても、通期では対前年比で109.2%に達するなど好調でした。全国全店への出荷では43か月連続で前年100%越えとなっています。

また、新年度に当たる2019年10月期決算については、売上高2819億円、営業利益は165億円と、増収増益決算を予想しています。引き続き、事業規模が拡大する見通しとなっています。

「業務スーパー」の売れ筋商品とは何か

さて、ここでは、同社の売れ筋PB商品について見てみましょう。

同社は「業務スーパー」で展開されるPB(プライベートブランド)に力を入れています。実際に、国内には自社工場が21もあり、そこで製造される商品はユニークであり、価格競争力の源泉ともなっています。

加えて、海外約40カ国から直輸入をしてくる商品もあり、国内で生産されるPB商品と合わせて顧客に支持されています。

こうして取り組まれてきた結果、同社のPB商品比率は30%を超えるようにまでなりました。

それでは、売れ筋PB商品の一例をみていきましょう。

同社グループ工場製造商品

徳用ウインナー(1キロ):460円

上州高原どり/吉備高原どり もも肉(2キロ):1500円

天然酵母食パン:185円

同社輸入商品

ブラジル産鶏もも正肉(2キロ):648円

ベルギー産フライドポテト(1キロ):195円

ブロッコリー(0.5キロ):148円

※価格は税別で、店舗や時期により商品の取扱いや価格が異なる場合はあります。

「業務スーパー」での売れ筋の傾向とは

このように「業務スーパー」での売れ筋を見ていくと、まずはサイズに驚くのと、その価格で2度サプライズがあるといってよいでしょう。

もっとも、「業務スーパー」ということで、業務用に利用されるシーンもあるかもしれませんが、大家族であったり、年末年始で親戚が集まる際にフライドポテトをさっと準備できると喜ばれるかもしれません。引き続き、業務スーパーには注目です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください