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老後資金が貯められない人の3つのケースと対策

LIMO / 2019年1月11日 6時0分

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老後資金が貯められない人の3つのケースと対策

人生100年時代と言われる今、一般的な定年の年齢以降に長い時間が待っています。悠々自適の老後を迎えたいとは思うものの、将来のお金に不安がある人もいるのではないでしょうか。今回は老後の資金がなかなか貯まらない3つのケースとその対策を見ていきます。

1. 計画的にお金が貯められない

計画的にお金が貯められないという人は、以下のようなことを意識してみてください。

まず、給料日には手取り月収の2割(実家暮らしなら4割)程度を貯金用の口座に移してしまい、その口座のキャッシュカードは家に保管して、よっぽどのことがない限り使えないようにします。

次に、残りの8割(あるいは6割)から家賃や光熱費、通信費など毎月かかる固定費を除いた金額を4分割して、1週間ごとに使える予算を決めます。その予算のなかで外食や被服費、交際費などをやりくりするようにします。そのためには、使った金額をメモしたりレシートを保管したりして、残額がいくらあるかを把握できるようにしましょう。

このように先取り貯金をし、予算を立ててそれを超過しないようなやりくりができるようになることがポイントです。

2. 浪費癖がある

貯金ができないことはないのに、何かの拍子にパーッと使いたくなってしまったり、臨時収入があってもすぐに使ってしまったり。そんな傾向がある場合、仕事のストレスや劣等感など、現状に何らかの不満を抱いていることが多いものです。

そうしたストレスなどを買い物や暴飲暴食などで散財して解消することに慣れてしまうと、浪費癖がついてしまって将来困ることになりかねません。そんなときは、次のようなポイントに気をつけてお金の使い方を変えていきましょう。

クレジットカードをやめてプリペイド式カードの中でやりくりする

スマホに入っている通販サイトのアプリを削除する

ショッピングセンターに足を踏み入れる回数を決める

3. 退職金がない

退職金の制度がない会社に勤めているという場合は、将来まとまった金額を手にすることができない分、できるだけ早いうちから準備をしておくことが大切です。

まずは、自分が将来受給できる年金額がどのくらいあるのかを、公的年金のシミュレーションや年金受給額早見表などで調べてみましょう。そして、自分が望む老後の生活に必要な1カ月分の費用を想定します。その金額から1カ月の年金支給額を差し引いて、毎月の足りない分を把握します。それをもとに退職後の25年〜30年分がいくらになるかを計算します。

その総額から逆算し、たとえば30歳までにいくら貯める、40歳までにはこれくらいの金額を貯めるというステップを考えて実行していきましょう。ただ、今は超低金利の時代。預金だけでは不十分かもしれないと考えるのであれば、節税効果のある「つみたてNISA」や個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」といった制度を使い投資信託で運用するのも一つの手です。

こうした制度の特徴を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

>> iDeCoとつみたてNISAとNISA、結局どれを選べばいいの?(https://limo.media/articles/-/8351)
>> 節税効果の高いiDeCo、いつ始めたらいいの? 老後資金準備の始めどき(https://limo.media/articles/-/6783)

まとめ

最近は老後破綻という言葉を耳にする機会も増えたので、不安を感じる人も少なくないと思います。しかし、不安がっているだけでは時間が無駄に過ぎてしまいます。自分でつくる年金とも言われる個人型確定拠出年金のiDeCoなどの制度をうまく活用し、老後資金を貯める一歩を踏み出してみてください。

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