ロボット掃除機で効率的に掃除ができるインテリアのポイントは?
LIMO / 2019年1月9日 12時0分
![ロボット掃除機で効率的に掃除ができるインテリアのポイントは?](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_9216_0-small.jpg)
ロボット掃除機で効率的に掃除ができるインテリアのポイントは?
パナソニックが春の新生活に向けた最新機種を発表
毎日の家事を一気にラクにしてくれるロボット掃除機。共働き夫婦だけでなく、一人暮らしの人や子育て世帯にとっては心強い味方です。
しかし、今や都市圏において7割以上を占めると言われるマンションやアパートなど集合住宅の部屋では、ロボット掃除機はむしろ邪魔になったり、ゴミの取り残しがあったりして、なかなか活用が難しい現状もあります。
ロボット掃除機を導入したいけれども、「通常の掃除機の方がしっかり掃除できるのでは?」と思い、なかなか購入に踏み切れない人もいるでしょう。
そうした中、パナソニックが12月12日、春の新生活に向けた新製品のシークレットセミナーを開催。ロボット掃除機やハンディ掃除機などの発表とともに、近年の住宅事情を考慮した新製品の詳細や、ロボット掃除機を有効に使いやすいインテリアコーディネートのコツなどを聞いてきました。
どんなロボット掃除機が求められているのか?
パナソニックが集合住宅居住者を対象に行った独自調査によると、ロボット掃除機の購入意向があっても実際の利用率は低いこと、また「リビング・ダイニング・キッチン(LDK)といったフローリングで使いたい」「コンパクトでしっかり掃除したい」といった需要があるという結果が出たそうです。
そこで、集合住宅居住者でLDKを掃除したい人をメインターゲットに、コンパクトで高性能なロボット掃除機「ルーロミニ」、床拭きロボット掃除機「ローラン」、ハンディ掃除機の3つを、2019年春に向けて順次新発売することになりました。
「ルーロミニ」は、同社がすでに発売しているロボット掃除機「ルーロ」をさらに軽量化させた商品。面積比も40%カットし、より狭い箇所で使える仕様になっています。部屋の隅や壁際、家具の隙間も定幅形状で入り込め、超音波と赤外線による障害物検知センサーで細やかに走行。ゴミを検知すると自動でパワーアップして往復走行するので、見えないゴミまで逃さないという特徴があるとのことです。
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また、ダイニングチェアの脚の間や家具と家具の間などは、通常の掃除機を使うとなかなか入り込むことができず、いちいち家具を移動しなければいけませんよね。
筆者もソファやベッドの下の隙間は、一生懸命に手を伸ばして掃除機をかけますが、労力の割にはそこまで掃除が行き届かないことも。しかし、コンパクトで高性能なら、そのような狭い場所もキレイにしてくれそうです。
実は毎日行いたいフローリングの拭き掃除
年末の大掃除では、フローリングの拭き掃除で腰を痛めた人も少なくないでしょう。筆者もその一人。リビングやキッチンのフローリングは、飲みこぼしや食事のとびはね汚れ、素足で歩いた際の汗、赤ちゃんのヨダレなどでかなり汚れていることが、拭いた後の雑巾を見てわかりました。しかし、毎日のように拭き掃除をするのは無理がありますよね。
「ローラン」は、雑巾の面を替えたりバケツの水で雑巾を洗ったり、コの字型の部分を隅から隅まで掃除しなければいけなかったりと、拭き掃除における面倒なポイントをカバーしてくれる床拭きロボット掃除機です。
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特徴は、定期的に水を噴射することと、モップが約5分半ごとに少しずつ回転する回転ローラー式だという点。汚れた面を自動で替えてくれるので、常にキレイな面での拭き掃除が可能になっています。キッチンやリビングだけでなく、意外と床が汚れがちな玄関や廊下など、毎日歩く場所に使いたいと感じました。
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なお、「ローラン」は専用モップと市販のウェットシートのどちらも使用が可能とのこと。この手の家電は、専用の洗剤やシートなどを買い替えなければならず、継続的にコストがかかってしまうこともありますが、いつも使っている市販のシートでも代用ができるのは、主婦にとっては嬉しいポイントです。
効率的に掃除ができるインテリアコーディネートは?
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また今回のセミナーでは、株式会社ホームステージング・ジャパンが、ロボット掃除機で効率的に掃除がしやすいインテリアコーディネートも解説。その大きなポイントは以下の通りです。
ロボット掃除機が入り込みやすいよう、床から家具底の高さを10センチ以上あける
テーブルやソファなど、家具の脚はすっきりしたデザインのものを選ぶとゴミの取り残しを防げる
毛足の長いラグは避け、配線はできる限り壁に沿わせることで効率的に掃除ができる
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また、ロボット掃除機に限らず、掃除がしやすい一番のポイントは床に物を置かないこと。棚中や棚上のデッドスペースの活用やボックスを使った見せる収納、ラダーシェルフなど、収納を増やすことで掃除が行き届く部屋になります。
ライフスタイルの多様化と技術の進歩によって、以前よりもさらに進化しているロボット掃除機。今年こそ導入をと考えている人は、こうしたインテリアコーディネートのコツも参考にしてみてください。
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