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採用担当者が「会いたい」と思う職歴経歴書、転職時の5つのポイントは?

LIMO / 2019年1月25日 20時40分

採用担当者が「会いたい」と思う職歴経歴書、転職時の5つのポイントは?

採用担当者が「会いたい」と思う職歴経歴書、転職時の5つのポイントは?

転職活動に欠かせない職務経歴書。

「採用担当者は職務経歴書のどこを見ているんですか」「編年式とキャリア式どっちが良いんですか」など、著者が転職希望者から受ける質問の約4割以上が職務経歴書への質問です。転職活動では履歴書やエントリーシート、面接など様々な過程がありますが、なぜ職務経歴書への質問がこんなにも多いのでしょうか。

それは履歴書のように固定のフォーマットや項目があるわけでもなく、面接のように限られた時間内でPRするわけでもないので、とても自由度が高く、時間をかけようと思えばいくらでもかけられるからです。逆に、ここで足が止まってしまう転職希望者も少なくありません。

今回は、転職活動の第一関門である職務経歴書をスムーズに作成し、採用担当者に会いたい!と思わせるためのポイントを5つご紹介したいと思います。

そもそも職務経歴書に書くべき項目とは?

職務経歴書は決まったフォーマットがないので何を書けばいいか迷うこともあるかもしれませんが、一般的には下記のような項目がよく使われています。

タイトル、名前、提出日付

職務要約

職歴、職務内容、実績、退職理由

活かせる経験、スキル

資格、免許

自己PR、強み

志望動機(職務要約に付け加えてもOK)

基本が確認できたところで、採用担当者に目を留めてもらうためのポイントに入ります。

1. 職務経歴書に書く内容は応募企業によって変える

多くの採用担当者が職務経歴書を見る大きなポイントとして「転職希望者が入社後どんなパフォーマンスを発揮してくれるのか」という点を見ていると言います。

そのため、職務経歴書を作成する際は、求人広告や企業HPなどから「企業の求めている人物像」を読み取り、それに合致もしくは近い経験、スキル、性格を記載しておくと採用担当者は期待と安心感を抱き、選考も通しやすくなります。

また新しい職種への応募では、新しい職種へ挑戦することの意欲や積極的に学ぶ姿勢があることを伝える一文を入れておくだけでも印象はガラリと変わります。

例)求人で「リーダーシップを発揮してくれる方を募集しています」という広告があった場合
→ マネジメント経験 〇〇年 部下〇〇人、リーダーシップを発揮する上で意識している点は〇〇です。

2. 採用担当者に手に取ってもらうための基本

応募人数が多い人気企業になればなるほど職務経歴書を見る時間が短くなるケースが多く、1人あたりの職務経歴書を見る時間は「5秒〜1分」とまで言われています。5秒って、ほんの一瞬ですよね。

この一瞬を制するためには、採用担当者が手にとって「読みたい!」と思ってもらうことが大事です。そう思わせるポイントとしては、以下のことが挙げられます。

字がていねい

図表を入れる

A4サイズで2枚以内にまとめられている

余白、改行を意識する

左揃えにする

フォントと文字の大きさに統一感がある(ビジネス文書でよく使われる見やすいフォント:【明朝体】MS明朝、(Windows)、ヒラギノ明朝(Mac)【ゴシック体】メイリオ、HGPゴシック(Windows)、ヒラギノ角ゴ(Mac)/一般的な文字サイズ【本文】10.5〜11) 

3.「編年式」「逆編年式」「キャリア式」はどれがいいのか

どれでもOKというのが回答になってしまうのですが、一般的には編年式が主流と言われています。それぞれの特徴やメリットは下記の通りです。

「編年式」

時期が古い順にキャリアを辿る方法。職歴を辿りやすいというメリットもありますが、職歴が多いと逆に見にくくなりますので、職歴が少ない(1社〜2社)方にオススメの書式です。

「逆編年式」

職歴が新しい順にキャリアを辿る方法。直近の企業での経験が一番目につく書式ですので、直近の経験、スキルをアピールしたいという方にオススメの書式です。

「キャリア式」

企業別ではなく、職務分野別にまとめて記載する手法。担当業務がはっきりしているスペシャリストや技術職の方、転職回数が多い方にもオススメの書式です。

例)「キャリア式」でエンジニア経験をまとめる場合
平成〇〇年〇〇月 〜平成〇〇年〇〇 ▲▲会社 IT企業の自社メディア運用
平成〇〇年〇〇月 〜平成〇〇年〇〇 ▲▲会社 宿泊予定サイトの開発

4. 経験と実績は遠慮せずに書く

日本人は謙虚さを美徳とするので、職務経歴書でも経験や実績を書かない方が多いように感じます。その気持ちもよく分かりますが、職務経歴書は言わば広告です。経験や実績はどんどんアピールすることが必要です。

そして、その際には数字と固有名詞を入れるとより相手に伝わりやすくなります。

例)10年間UNIQLOのチラシデザインをしていました / 売上高 1000万円 / 営業成績1位(150名中)を獲得 / MVP獲得 / 5人の部下をマネジメントしていました / 生産性を意識し毎月の残業時間を10時間削減することに成功 / 目標達成率 100% / マネジメント経験 10年

もし、直接的な数字や固有名詞などで表現しにくい場合は、間接的に数字に対してどれだけ貢献したかを書くのも一つの手です。

例)34%のコスト削減に貢献しました。

また「顧客からの評価」「仕事で工夫したこと、意識したこと、その経験から得たもの(できること)」「スキル、資格」をアピールするのもオススメです。

5. 職務要約は特に気合いを入れよう!

職務経歴書の始まりは「職務要約」からスタートすることがほとんど。採用担当者によっては職務要約だけで選考をしているケースも少なくないようです。

職務要約は、物語のあらすじのようなものです。3〜5行以内でこれまでの職歴と志望動機を加えた文章でまとめると効果的です。

おわりに

職務経歴書は完成後、第三者に見せてフィードバックをもらいましょう。第三者に見てもらうメリットとしては、誤字脱字の修正ができるほか、言い回し・表現方法の改善につなげるための参考になりますし、新しい発見や価値に気づくこともあります。ぜひ参考にしてみてください。

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