貯金が計画倒れするのはなぜ? 途中で挫折してしまう人がやるべき4つのこと
LIMO / 2019年1月26日 20時20分
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貯金が計画倒れするのはなぜ? 途中で挫折してしまう人がやるべき4つのこと
せっかくお金を貯めようと計画を立てても、うまく進まずに計画倒れしてしまっている人、意外と多いのではないでしょうか。お金を貯めるのにも、計画があったほうがいいのは確かです。しかし、その計画に振り回されすぎて貯金自体がいやになってしまっては意味がないですよね。
そこで今回は、貯金の計画を立てても崩れてしまう人がまずやるべきことについてご紹介します。
計画の立て方に問題がないかチェック
計画倒れしてしまうのには、いくつか要因があります。その1つが計画自体にそもそも無理があるということ。無茶をしすぎて計画倒れすることが前提のような計画になっていないかどうか、今一度チェックしてみる必要があります。
そもそも計画倒れしやすいという人は、目標を高く設定しすぎる傾向にあります。高みを目指すことも大事ですが、お金には限界がありますよね。
稼げる収入にも限界がありますし、生きていくうえでどうしても支払わなくてはならないお金もあります。家賃や最低限の食費などもその一つですし、別の角度から見れば社会保険料や税金もそうです。それらはすべて、生活していくうえで節約することができないお金なんですよね。
それなのに、そこを無視して計画を立ててしまうと、どうしても首が回らなくなってきて計画倒れしてしまいます。そういう人はまず、ほんのちょっと頑張ればなんとか貯められるというくらいの金額を目標として設定しましょう。
毎月貯金できる金額が5000円で精いっぱいという人は、いきなり毎月5万円貯める、と目標を立てても計画倒れすることは目に見えています。いきなり頑張るのではなく、最初はとりあえず「まずは毎月1万円捻出できるように」と決めて、それが成功したら次のステップへ進みましょう。
貯金はまさに「急がば回れ」。目標は少しずつ上げていくことが大事です。
貯金して「何をしたいか」を具体的にイメージする
計画倒れしてしまうもう一つの要因として、モチベーションが続かないことが挙げられます。その問題を解決するのには、お金を貯めたあとのことを具体的にイメージすることが有効です。お金を貯めてやりたいことがあるはずですよね。そのやりたいことや目指していることを具体的に心の中に思い描くことが大事です。
とはいえ、「将来のため」とか「老後資金を貯めるため」ということを漠然と考えてお金を貯めたいと思っている人も多いでしょう。それならそれでいいのです。大事なのは、「どういう老後のために、いくら貯めたい」というのを考えることです。
すでにいくつも不動産を所有しており、家賃収入と自分の趣味としての仕事で生きている人が言っていました。「自分が就職するときに考えたのは、35歳のときにどういう暮らしをしたいかということだ」と。つまり、自分が何歳でどういう仕事をするために、いくらの収入が必要だということを計算して仕事を選んだということですね。
実際にそうやって就職先を決めた人は多くはないと思います。しかし、こういう具体的なイメージとそれをきちんと計算して根拠を出して、それをもとに行動することがとても大事なんですよね。こうして自分の未来とお金のことを具体的に考えてみてください。今から自分が何を、どういうペースでやるべきなのかが見えてくるはずです。
ルーティン化してしまう
お金を節約したり、無駄遣いをしないように気を付けることはとても大変ですよね。毎月固定費でもないものを、1万円も2万円も節約するように努力するのにはかなり負担がかかります。しかし、それは自分が不慣れなことをしているから。そもそも、お金を無駄に使わないライフスタイルに変更すればいいのです。
たとえば、簡単なことではありますが、コンビニには寄らないとか、コーヒーは1日1杯にしてみるとか、そういうことでいいのです。自分の中でもなんとなく、「無駄遣いしているかも」と思い当たるような生活習慣ってありますよね。これを1つずつやめていくといいでしょう。もしくは、何かもっとお金がかからない習慣に置き換えてみるだけでも変わりますよ。
そうして「節約できるような生活習慣」に切り替えていくことが大事です。わかりやすい例で言えば、外食が多い生活から、中食や自炊が多い生活に切り替えるという感じですね。急にそこまでのことをやるのは大変なので、もっと自分のできることから始めるということでもいいでしょう。
また、お金を貯めることや節約すること自体をルーティン化するのもいいですね。500円玉を見つけたら貯金箱に入れるとか、毎日寝る前にお財布の中身をチェックするなどのちょっとした習慣であっても、お金のことを意識するいい機会になるでしょう。
計画通りにいかなくてもリカバリーする方法を用意しておく
完璧主義な人に多いのですが、少しでも計画通りにいかないとすぐにやめてしまう人っていますよね。気持ちはよくわかりますが、貯金はもっと長い目で見ていかなくてはならない、人生の一大プロジェクトだと思ってください。
そこで、たとえば、計画通りに貯金が進まなかったとしても、うまくリカバリーできる方法をあらかじめ用意しておくのはどうでしょうか。学生のとき、夏休みの勉強計画表を作ったことはありませんか。そのときに、予備日を設けていた人も少なくないと思います。
予備日というのは、計画通りに進められずに宿題が溜まってきたときにリカバリーするために設けておくものですよね。貯金も同じこと。使いすぎたら次の週、そのまた次の週でうまく取り返していけばいいのです。そのメリハリを意識しながら、貯金計画と向き合っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。貯金には本当にうまくいかないことがたくさんあります。途中で心がくじけそうになることも多いと思います。そんな中でも、ちょっとずつ積み上げていかなければならないもの。ですから、マイペースに、自分ができる範囲で、少しずつでもいいので積み上げていきましょう。
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