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貯蓄のコツを34歳までに1000万円貯めた「普通のOL」に聞いてみた

LIMO / 2019年2月4日 6時0分

貯蓄のコツを34歳までに1000万円貯めた「普通のOL」に聞いてみた

貯蓄のコツを34歳までに1000万円貯めた「普通のOL」に聞いてみた

30代で1000万円貯めたと聞くと、どういう人を想像しますか。高収入な人なのか、相当な節約家なのかと考える人が多いと思います。しかし、実際に1000万円貯めた人の中には、ごくごく普通のOLもいるのです。今回は、年収360万円、34歳で1000万円貯めたOLの方に貯蓄のコツを教えてもらったのでご紹介します。

朝の時間の過ごし方を変えてみる

貯金上手な人がよく言う「朝の過ごし方を変えた」という話。彼女も朝の時間の話をしてくれました。彼女が朝の過ごし方で変えたというのは4つのこと。1つは起きる時間です。それまで7時半に起きて、急いで準備をして家を出ていたという彼女は徐々に体を慣らしていまや5時起きに。

ゆとりができたので、朝ごはんをしっかり食べ、お弁当を作り、お気に入りのタンブラーに紅茶を入れてから家を出ていると言います。彼女の生活はこれで一変。職場は都内の一等地にあったので、毎日ランチに1000円以上使っていたという彼女も、今は職場のリフレッシュルームでお弁当を食べているといいます。

周囲もそれに触発され、毎日外食していたランチ仲間もほとんどがお弁当を持ってくるようになったとのこと。さらに食後のコーヒーの習慣もやめ、毎日コーヒー代として飛んでいた450円も節約。これで毎月3万円以上の節約になっているといいます。

「計算してみてびっくりしたんです。ランチに1000円、コーヒーに450円、毎日仕事に行くたびに少なくとも1450円出ていくわけですから、仕事に行くだけで毎月3万円以上かかっているんですよね」と、彼女はその頃のことを振り返ります。確かにその節約ができるだけでかなり大きいですよね。

さらに、「急いで準備しなくなったから忘れ物もなくなったし、天気予報もチェックできるようになったからビニール傘を買うこともなくなりました。こんなにも世界が変わるなんてびっくり。もっと早く始めればよかった」とのこと。早起きするだけで色々なことが変わるものですね。

毎月給料日に自由に使えるお金を財布に入れておく

節約するという気持ちでいると、やっぱりストレスが溜まってしまいますよね。それを防ぐために彼女が考えたのは、自由に使えるお金を見える形で手元に置いておくこと。つまり、給料日に5万円を財布に入れてしまい、それを自分のお小遣いとして自由に使うという方法です。

「この方法であれば使っていい残りの金額がひと目でわかるし、お小遣いが5万円だと思うと結構心にゆとりをもって過ごせる」という彼女。確かに、お小遣い5万円と聞くと頑張れそうな気がしますよね。

この方法ならストレスを溜めることなくお金を使うことができそうです。さらに、使っていい金額がすぐにわかるので使い過ぎを防ぐこともできそうです。彼女はこの5万円で、被服費や美容費、娯楽費や交際費などをまかなっているといいます。

自分の中でいくつかマイルールがあるらしく、美容室に行く月は新しい服を買わないとか、飲み会は月3回までとか、コスメや基礎化粧品はプチプラで質のいいものを探すということを徹底している様子です。

女性にとって負担の大きい美容費ですが、彼女のようにプチプラで質のいい商品を探して使うとかなり出費を抑えられますよね。ちなみに、彼女が使っているのは1000円以下の化粧水と1500円程度のクリームだけでした。「もともと敏感肌じゃないからこれだけで十分」という彼女。メリハリ出費が効いていますね。

貯金と投資のお金を分けて資産作りをする

30代で1000万円以上貯める人には、貯金だけではなく投資にも取り組んでいる人が少なくありません。彼女の場合、毎月の月収が24万円。そのうち、収入の3分の1である8万円を貯金に充てており、さらにその中から毎月3万円を投資に充てていると言います。

「最初から、35歳までに1000万円の貯蓄をつくりたいと思っていたから、貯金だけじゃ間に合わないと思った」という彼女。毎月3万円を投資信託で積み立てるほかに、チャンスだと思ったらそのタイミングで株を買ったり投資信託を買ったりしているそうです。

「ボーナス月には20万円くらいで買える株を買って優待をもらったり配当をもらったりして、株を楽しんでいる」とのこと。投資信託も「値動きがわかりやすいインデックスファンドを買っている」といいます。現実問題、いまの低金利時代では預金の金利だけで資産を積み上げようと思うとかなり厳しいですよね。

投機で資産を積み上げようと考えると目先の値動きに踊らされてしまいリスクは高くなりますが、積み立てのように長い目で見て投資をするのであれば短期的な値動きはあまり関係なくなります。株や投資信託をうまく使いながら、ゆっくり資産を増やしていくというのも資産作りのコツと言えるでしょう。

35歳までの貯金計画を作る

彼女が1000万円貯めるにあたって実践したことの一つに、35歳までの貯金計画を作ったということがあります。見せてもらうと、Excelに「2018年1月」というように西暦と月、それからその横に自分の年齢が書いてありました。

「年齢を書くと、そのときのことをリアルに想像できる」と彼女は言います。さらに、その横にはその月に貯めたい金額、そしてそれまでに貯まっているはずの累計金額が書かれていました。

彼女はその貯金計画を見ながら、モチベーションを保っていたといいます。「計画的に貯められるとやっぱり気持ちいいし、そのときの貯金残高をイメージできると貯金のやりがいがある」とのこと。目に見える形で目標達成を実感できるのはやはりモチベーション維持につながりますよね。

まとめ

いかがでしたか。彼女から話を聞いていると、とてもポジティブで明るい気持ちで節約や貯金に取り組んでいるということがわかりました。

早起きだって、きっと最初はつらかったと思います。しかし、笑顔で「こんなことならもっと早く早起きする習慣をつければよかった」と語ってくれましたし、お弁当作りは大変じゃないかと尋ねたときも「家庭的に見られてちょっとおトクかも」と笑っていました。明るく前向きに貯金に取り組むことが、資産作りの一番のコツなのかもしれませんね。

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