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育休した後うまく職場復帰できるの? 不安な人がやっておきたい4つのこと

LIMO / 2019年2月2日 18時0分

育休した後うまく職場復帰できるの? 不安な人がやっておきたい4つのこと

育休した後うまく職場復帰できるの? 不安な人がやっておきたい4つのこと

ようやく育休取得後の復職が進み始めた日本。同じ職場で育休が明けて復帰する女性を見かけることもあるのではないでしょうか。それでも、まだまだ復帰後のキャリアに不安を抱える女性も多いと思います。そこで今回は、不安なく職場復帰するために産休前にやっておきたいことをご紹介します。

上司に育休明けのキャリアについて伝えておくこと

まず、上司と育休明けのキャリアについてしっかり話をしておきましょう。もちろん、育休を取得するときにそういった話はするでしょうが、育休取得後の復帰時期の目処について話をしただけで終わってしまう人も多いと思います。確かに、復帰予定の時期や保育園の準備に関する話をするのはとても大切なことですが、それだけでは不十分です。

職場復帰後は時短にするのか、始業時刻を何時にするのかというような働き方の相談はもちろん、今の部署のままで従来と同じような仕事をしたいのか、それともやってみたい仕事がほかにあるのかということも話しておいてください。また、今後管理職を目指すのかプレーヤーのままでいたいのかなど、キャリアの方向性の話も重要です。上司が自分に求めている役割や成果についても聞いておくといいでしょう。それによってモチベーションも変わってくると思います。

万が一、育休取得後の職場復帰についてあまり上司に理解がない場合には、ほかに何人か味方を作っておきましょう。同僚でもいいですが、先輩や上司のさらに上の人など、目上で自分の味方になってくれる人がいるといいですね。また、人事ともしっかり話をして、自分の育休取得後の職場復帰に際して協力してもらえるようお願いしておくといいでしょう。

自分の強みを把握すること

育休を取得する前にやっておきたいことの一つとして、自分の強みを把握することがあります。これは、あなた自身の今後のキャリアに生きてくるものです。仕事をするうえで自分のどういうスキルや能力が会社に貢献できているのか、どういう形で何を職場に還元していけるのかということをよく考えてみてください。

もし、上司が信頼できる人なのであれば、自分の強みを聞いてみてもいいでしょう。自分のどういう能力に期待しているのかを確認するのです。それがわかれば、あなたもその期待に沿った成果を出すためにどういう働きをすればいいか明確になりますよね。

自分の強みを把握しておけば、あなたが働きやすくなるだけではなく上司もあなたのことを評価しやすくなります。上司とあなたの間で「こういう役割を担ってほしい」「こういう成果を出してほしい」ということをしっかりディスカッションしておくことが、あなたにも上司にもプラスに働きます。そして、育休取得後の職場復帰であなたが戻ってきたときのことを上司もイメージしやすくなるのです。

はっきりした実績を残すこと

上述の話とつながってくることですが、上司にきちんと自分の成果を評価してもらうのはとても大事なことです。子育てと仕事の両立は、本人がどんなに頑張っても周りの協力なしではなかなかうまくいかないものです。

もちろん旦那さんが当たり前に育児をしてくれて、保育園や小学校からの呼び出しにも応じてくれるならかなり負担は減るのですが、現実問題、今の日本ではそういう男性は少ないですし、それを男性社員に許す日本企業もなかなかありません。今の日本では女性にばかり育児の負担がかかってしまう構造になっているのは悲しいことですね。

少し話はそれましたが、そんな周りの協力が不可欠な育休明けの職場復帰。時短勤務になったり、急な休みや遅刻・早退が多くなってしまったりという状況の中でスムーズに周囲に受け入れてもらうには、はっきりとした実績を残してしまうことが手っ取り早いのです。

「あの人のためなら」と手伝ってくれる人を増やすために、また上司から「時短でもしっかり成果を出してくれるはずだ」と期待してもらうために、実績を残しておきましょう。大きなプロジェクトをやり遂げたとか、ずば抜けた成績をたたき出したということでなくてもいいのです。小さなことでもコツコツ、しっかりとやり遂げること。逃げずに責任を持ってやること。これを徹底すれば、周囲の見る目も変わってくるはずです。

育休中にも職場の人と交流すること

育休中にも心がけてほしいことがあります。それは、育休中も職場の人と交流することです。もちろん、出産直後は体力的にも精神的にも大変な時期なので当然無理はしないでほしいのですが、体力が回復してきて、精神的にも安定してきたら、職場の人とコンタクトを取ってみるのはどうでしょうか。

職場の人と直接会って話をするまでいかなくても、メールやチャット、SNSなどを通じて交流するだけでも構わないのです。職場の人たちとちょっとしたコミュニケーションを取り続けることで、お互いに穏やかな気持ちで育休取得後の職場復帰を受け入れられるようになります。

職場復帰する前に、職場の人達の話を聞いたり、たまには同僚の仕事の愚痴を聞いたり、プロジェクト成功のお祝いをしたりして、共に過ごす時間を少しずつ増やせるといいですね。そのためには、育休取得前から「職場復帰する前でもご飯行こうね」などと声を掛けておくといいでしょう。同じ職場で働く人たちとしっかりした関係を築くことはとても大事なことです。

まとめ

いかがでしたか。育休取得後の職場復帰に対して、不安な気持ちを抱えている人はとても多いと思います。しかし、育休取得前に自分のやるべきことを整理しておくことで不安がかなり薄らぐはず。不安なまま産休・育休期間に入るよりも、復帰後のことをクリアにイメージできる状態で産休・育休期間に入ったほうがいいですよね。これから産休・育休取得期間に入る予定がある人は、ぜひ一度今後のキャリアのことを考えてみてくださいね。

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