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先行き不安な時代、着実にお金を貯めるために今すぐすべきこと

LIMO / 2019年2月7日 6時0分

先行き不安な時代、着実にお金を貯めるために今すぐすべきこと

先行き不安な時代、着実にお金を貯めるために今すぐすべきこと

人生100年時代といわれていますが、給与水準は上がらず、税金は増え、年金制度も今の水準で受給できるかわからないという先行き不安な時代です。国や勤め先の企業だけに頼らず自分でしっかりお金を貯めなければ、将来お金に困ってしまうかもしれません。お金を貯めるために何から手を付ければいいのかを考えてみましょう。

ライフイベントに合わせたマネープランを作ってみる

貯金は”何となく”では絶対に増えないものです。まずは、「なぜそのお金が必要なのか」「なぜ節約をしなければいけないのか」という理由を自分の中で整理・把握しなければいけません。

人生に必要になるお金は、ライフイベントによって大きく異なり、既婚か独身か、子供の数、持ち家か賃貸かなどによって大きく異なります。そのため、一概にいくら必要になるとは言えないので、自分に合ったマネープランを作成し、目標設定を明確にすることから始めましょう。

たとえば、既婚でマイホームを購入予定、子供を大学まで通わせたい場合、結婚資金・マイホーム購入資金(頭金)・教育費・老後資金を貯める必要があります。自分の年齢、配偶者の年齢、子供の年齢を並べて、これから10年あるいは20年の間に予定されるライフイベントや必要になる金額を書き出してみると、何歳までにいくら貯めなければいけないのかが見える化できます。

少し面倒な作業に思えるかもしれませんが、こうすればお金を貯めることへの自覚もできてきます。また、適度な危機感を持つことが、貯金に対する意識を高めることにつながるでしょう。

日々の収支を把握して貯金できる額を計算する

貯金ができない人は自分がどれくらいお金を使っているのか把握していない場合が多いようです。上で述べたマネープランが作成できたら、次は毎月の給料やボーナスから貯金できる額を算出してみましょう。

まず毎月の給料から固定費と呼ばれる、家賃・駐車場代・光熱費・通信費などを差し引きます。基本的に固定費は毎月あまり変わらない金額です。次に食費・外食費・美容費・交際費・被服費・レジャー費などの月によって変わる変動費を差し引きます。

給料から固定費と変動費を差し引いた額が貯金に回すことができる額となりますが、この額が少ないと思うなら、出費の内容を見直さなければいけません。

固定費も変動費も工夫次第で減らすことができるものです。たとえば、車を保有するのには駐車場代やガソリン代、維持費などがかかります。都会に住んでいてカーシェアが利用できるなら、1時間数百円で必要な時だけ使え、ガソリンの補充などの必要もなく便利です。車を所有しないことで固定費・変動費共に減らすことができるので、少なくない金額を貯金に回せます。

また、食費・外食費は意識的に管理しないと無駄な出費が増えてしまうものです。週にいくら使うかをあらかじめ決めてから買いものをすることで、お金も食材も無駄を減らせます。

貯金すると決めた額は、お給料日に別口座に移して、簡単には手を付けないように別に管理すると、着実に貯めることができます。

貯金だけではなく資産運用にも挑戦してみる

今の時代は銀行にお金を預けても利息は少なく、家で管理するよりは盗難リスクがなく安心できるということくらいしかメリットはありません。自分が作成したマネープランと月々貯金できる額に差がある場合、それを埋めるための対策を考えることも必要です。

もちろん、節約することも大切ですが、収入が決まっていれば捻出できる額にも限りがあります。転職や副業(複業)を行い、収入アップを目指せる場合は別ですが、それが難しいのであれば投資を行うというのも一つのやり方です。

株式投資は元本割れのリスクがあり怖いと思う人も多いかもしれません。ただ、相場を見て安い時に購入できたものを長期に保有すれば資産を増やすことが期待できますし、配当収入を得たり、株式優待で買い物や外食がお得にできたりするというメリットもあります。投資を続けるためには常に勉強する必要がありますが、資産を増やすために必要な努力ならば、挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。

まとめ

まとまった金額を貯めるには、月にいくら貯めるかを設定して、きちんと管理していくことが大切です。そのため、ライフイベントに合わせたマネープランを作成し、一体いくら必要になるのかを認識し、さらに月ごとに落とし込んでいくらづつ貯金に回せるかを確認しましょう。

毎月貯金できる金額が少ないと感じるのであれば、月々に使う費用を切り詰める必要がありますし、預金よりも利回りの良い投資を行うという選択もあります。将来の先行きが不安定なこの時代、1日でも早く貯金をいかに増やすかを考えて行動したいものです。

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