義実家からの口出しに悩むとき、どこまで言うことを聞く?
LIMO / 2019年2月19日 10時45分
義実家からの口出しに悩むとき、どこまで言うことを聞く?
育児や家事、仕事など、義実家から口を出され「言う通りにするべき?」と悩んだ経験はありませんか。特に結婚10年未満だと初めて経験することも多く、自分の意見に自信が持てなくなる面もありますよね。今回は義両親に口を出されたエピソードとともに、対処法をご紹介します。
一世代前とはガラッと変わった仕事や家事について
現代では「結婚後の生活は夫婦2人で決めるもの」という価値観が浸透しつつありますが、地域や家庭によっては「結婚は家同士の繋がり」という考え方も残り、まだまだ夫婦生活に口を出してくる親も少なくありません。
たとえば、仕事。一世代前は女性が専業主婦の方も多かったですから、「子どもが3歳までは仕事をしないで」「夫の給料だけで生活できるはずなのに、なぜ仕事をするのか? 仕事を辞めてもっと家のことをすべき」「自己実現のために仕事をしたいなんて…」と言われた人も。
一方で、もう少し前の世代になると「嫁は大事な働き手」といわれ、女性が働くのは当たり前でした。「義祖母から『夫よりも大きな企業に勤めてるのだから絶対に仕事はやめないで』と言われたけど、子どもが3人いると厳しくて…少しプレッシャーです」という人もいるのです。
一世代前と現代では、家事のやり方も異なります。核家族、ワンオペ育児、共働きといった家庭環境では、家電やお惣菜に頼ったり、家事の回数を減らしたり、男性も家事をしなければ生活が回りません。
それでも「洗濯物は日光に当てること」「子どもの好きに遊ばせるより、家をきれいに保つこと」「朝食はご飯で、味噌汁は必ず飲んで」「『機械は信用できないから使わないで』と言われ、ホウキやチリトリをプレゼントされた…」という家庭もあるようです。
ていねいな暮らしには憧れますが、夫婦2人で仕事に育児にとしていると、実際は無理ですよね。
自分がやってきた子育てが忘れられない人も
育児についても、昔と今は違います。今では子どもに手を上げることは良くないことですが、義両親の時代は「怒ったら手が出ることだってある。男の子には手が出ても良い」と言われ、実際に息子が叩かれる様子を見て止めたという女性もいました。
他にも「1人っ子はかわいそう」「もうおっぱいには栄養なんてないんだから早く断乳しなさい」「男の子2人って、男腹なのかしら。肉ばっかり食べてるんじゃない?」など根拠のないことを言われる人も。特に子育てに関することは、後々まで忘れられない女性も多いものです。
自立し、自分の人生を生きよう
周囲にアレコレと口を出されると、自分がどうしたいのか分からなくなったり、時にはカーッとくるものですが、まずはいったん1人になって落ち着きましょう。
「言うことを聞くべきか、聞かざるべきか」と悩むものですが、義両親の言うことを聞いているうちは、まだ「本当の自立」とは言えません。嫁とはいえ、現代では結婚すると、それぞれの親から独立して夫婦2人の新しい戸籍を作ることになります。自分の人生であり、自分の家族ですから、「自分はどう思うか?」を真っ先に考えてみることです。
すぐに答えは出ないでしょうから、家族や友達、あるいは医師などの専門家に相談するのも一つです。周囲の意見だけでは物足りないと感じれば、本やインターネットで情報を調べたり、様々な体験談を見てみるのも良いでしょう。多くの情報を入れ、よく考え、その中から「自分に合う」と感じた選択を選びましょう。
どうやって逃れる?
さて、「自分はこの選択肢を選ぶ」と決めたものの、義両親に黙ってもらえるわけではありません。言いにくいこともあれば、話をしても生意気と捉えられてしまうこともあるでしょう。
まずは義両親に意見をしたい場合は、「夫に頼む」というのが一つです。嫁から言われたことだと納得できなくても、息子から言われれば耳を貸す人は多くいます。義両親を手強いと感じたら、普段の連絡も夫からしてもらうと良いでしょう。
その場では話を合わせておき、日常生活では自分の好きに暮らすという手もあります。流せる内容であり、流せる性格の人はこれが良いでしょう。同時になるべく距離を置いて会わないことが求められます。
どんな性格の人にも共通する最も大切なことは、距離感と言えそうです。「家族なのだから理解してもらいたい」と望んでも、結局は他人ですし、世代が違うので分かりあうことは容易ではありません。お互いに距離を置くことが、良い関係をキープするにはベストと言えるでしょう。
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