1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

共働き・子育て世帯が「30代貯金」を成功させる4つの秘訣

LIMO / 2019年2月18日 19時45分

共働き・子育て世帯が「30代貯金」を成功させる4つの秘訣

共働き・子育て世帯が「30代貯金」を成功させる4つの秘訣

夫婦2人共働きで頑張っている、子どもがいるけれど育休から職場復帰して今は2馬力で頑張っている...という人が最近は増えてきていると思います。そういう場合にしっかり考えたいのが30代での貯金。30代は共働き夫婦にとって一番大事にしたい時期なのです。そこで今回は、共働き夫婦が「30代貯金」を成功させる秘訣をご紹介します。

周囲のサポートを受けながらしっかり働く

30代の共働き世帯に言えるのは、30代のうちにしっかりキャリアを積み上げておくことが重要だということです。30代の過ごし方や会社での成果が、その後のキャリアを大きく変えます。将来成功するかしないかというのが30代で決まると言っても過言ではありません。

極端に言ってしまえば、転職しても年収が上がる30代と上がらない30代、最悪なのは下がってしまう30代もありえますが、そこで「年収が上がる30代」になってほしいということです。

実際、筆者の周りの共働き夫婦でうまくいっているケースを見ると、30代は身を粉にして働いていました。もちろん奥さんは産休育休を取得していましたが、保活をかなり頑張ったようで早々に職場復帰。

時短勤務でこそあったものの、かなりのクオリティの仕事をして、時間になったらきっちり帰っていました。彼女は評価を落とすことなく、むしろ「時短勤務でもさすがだね」と評価を上げている人でした。

もちろん、全ての人がそこまでできるとは言いません。近くに両親が住んでいないとか、職場環境がそういう雰囲気ではないとか、上司に理解がないといった理由でサポートを受けられない人も多いからです。

しかし、働けるうちはどちらかが専業主婦(夫)になったりパートに転向したりするよりも、2人でしっかり働いておいたほうがいいでしょう。その代わり、家事や育児はちゃんと分担してくださいね。

教育資金に頑張りすぎない

共働き世帯で子どもがいる家庭に多いのですが、子どもの教育資金にお金をかけすぎて自分たちの老後資金がなくなるという事態だけは避けたいところですね。老後のお金がないということになると、かえって子どもに迷惑をかけることになってしまいます。

色々な習い事をさせたいとか、有名私立に入れたいとか、そういう気持ちもわかりますが、自分たちの貯金ができなくなってしまうほど教育費につぎ込むのは考えものです。

特に30代前半のうちは、それほどまだ給料も上がっていない人が多いのではないでしょうか。30代後半になれば管理職に昇進したり、早い人だとかなりの上級職に就く人もいて所得が増えることでしょう。そうなれば、自分たちのできる範囲で子どもの教育資金にお金をかけることができますが、それまでは無理をしないことをおすすめします。

30代のうちは、子どもがいるいないにかかわらず、将来のお金を貯めるための土台をつくる時期だと思ってください。その土台をしっかり作ってこそ、余裕をもってお金をふやしたり、貯金の上積みができたりするものです。

目的別に貯金口座を分けてお金を貯める

30代共働き世帯というと、出費の予定もたくさんあると思います。子どもの教育資金、マイホームの頭金、マイカー購入資金など。たくさんの出費に目が回る思いかもしれませんね。このお金をすべて貯めると思うと本当にめまいがしてきそうですが、ちょっとしたコツで上手に貯めることができるのです。それは、目的別に口座を分けること。

たとえば、子どもの教育資金を貯めるお金はA銀行の口座へ、マイホームの頭金のための貯金はB銀行へ、マイカーの購入資金はC銀行へ、というように目的別にお金を貯める口座を分けるのです。こうすることにより、それぞれの目標と現実のギャップを把握しやすくなります。

また、口座が一つしかないと、せっかく貯まったお金から「夏休みの家族旅行のため」とか「家具の買い替えのため」などの理由でお金が引き出されてしまいます。人間はせっかく貯めていたものが目の前で目減りしてしまうと、また貯めようと思うモチベーションが上がりにくいものですよね。目的別に貯金を分ければそういったこともありません。

あらかじめ「急な出費」用のお金を用意しておく

結婚して世帯を構えると、何かと「急な出費」が増えるものです。冠婚葬祭も一人のときは自分の身の回りの人だけで済みますが、配偶者ができると単純に2倍になりますよね。

もちろん夫婦まとめて出すときもあるでしょうが、予想以上に出費がかさむと考えて間違いはないでしょう。この「急な出費」を全て毎月の家計から出そうと思うと、かなり苦しくなってしまうんですよね。ですから、あらかじめ「急な出費」用のお金を用意しておくことがポイントです。

急な出費が出るたびにお金を工面しようとすると経済的にも苦しくなりますし、精神的にも擦り切れてしまいますよね。それがないだけでも平穏に過ごせるようになりますから、ぜひ20~30万円の「もしものときの急な出費」で使うお金をプールしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。共働き夫婦の貯金を阻むものはたくさんあります。しかし、30代は子どもも小さく、一番お金が貯めやすいとき。まずはちょっと踏ん張ってみて、なんとかお金を貯めるきっかけを作っておいてくださいね。今やっておけば、老後はぐっとラクになるはずですよ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください