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「老後のお金がない!」危機を回避する、3つの秘訣とは?

LIMO / 2019年2月24日 19時45分

「老後のお金がない!」危機を回避する、3つの秘訣とは?

「老後のお金がない!」危機を回避する、3つの秘訣とは?

遠いようで、いつか必ずやってくる老後の生活。そんな時に「お金がない」「年金だけじゃやっていけない」と慌てても、どうしようもありません。安心して老後を迎えるためにも、老後のお金は今のうちから貯めておく必要があります。そこで今回は「老後のお金に困らないための3つの秘訣」をご紹介します!

老後の資金の目標額はしっかり定める

大きな金額が必要な老後の資金は、短時間で一気に貯めるのが困難です。そのため、できるだけ若いうちから「将来はいくら必要なのか」を計算し、スケジュールを立てておきましょう。

まずは「現役時代の生活費の7割」を目安として、平均寿命までの生活費を求めましょう。ただし、老後は医療費が増えたり、現役時代より食費がアップしたりすることも考えられます。ギリギリの生活ができるラインではなく、余裕を持った計算をしておくと安心です。

具体的な金額を把握したら、時間をかけてゆっくり貯めていきましょう。金利の高いところで定期預金をするなど、しっかりガードしておくことが大切です。

将来控えている大きな支出を考慮する

若いうちに始める貯金は、すべて老後用に…というわけにはいきません。それまでのライフステージで、大きな出費が待っていることが多いからです。

そこで、今後大きなお金を使う予定をリストアップしておきましょう。特に多いのは、マイホームの購入が考えられます。いつか家を買う予定のある人は、まず頭金を貯めることを目標に取り組みましょう。「頭金はいくらにするか」「何年後までに購入したいのか」を考慮し、老後の資金とは別に貯金額を決めておく必要があります。

まずは、マイカーの購入や海外旅行など、いつか叶えたい夢をすべてあげておきます。それから老後にお金がどのくらい必要なのかを把握し、貯金の計画に組み込んでいきましょう。

老後の資金は投資に利用しない

老後のために貯めたお金は、必ずキープしておかなければなりません。そのため、損失リスクのある投資には充てないことがルールです。万が一、大幅に資金が減ってしまうと、生活費に不安を抱えたまま老後を迎えることになります。「お金を増やせるかも」という感情に流され、元本を失ってしまわないように十分気をつけましょう。

特に定年後は、銀行や証券会社のセールスマンに「配分金がある」と営業を受ける可能性があります。この場合、手数料や隠されたリスクが存在しているケースも珍しくありません。元本保証がないものは、リスクや情報をしっかり把握したうえで考えましょう。

まとめ

老後の資金は、「ゆっくり、しっかり貯める」が基本です。マイホームやマイカーなどの支出予定を踏まえつつ、無理のない計画で時間をかけて貯めていきましょう。

そして、貯めたお金は失わないことが大原則。安易な気持ちで投資に手を出すと、せっかく貯めた資金を失ってしまう可能性もあります。「老後の資金には手をつけない」ことを意識し、しっかり手もとに残しておきましょう。

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