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ステップ式!貯蓄額を増やす流れに乗るには?

LIMO / 2019年2月26日 19時45分

ステップ式!貯蓄額を増やす流れに乗るには?

ステップ式!貯蓄額を増やす流れに乗るには?

貯蓄に慣れていない人が、いきなり生活費を大幅にカットしたり、金銭感覚を一気に変えたりするのは難しいもの。スムーズに貯蓄額を増やすには、手順を踏んで1歩ずつ進むことが大切です。

そこで今回は、貯蓄額を増やすステップを流れに沿ってご紹介します!これまで節約しようとして挫折した経験がある方も、もう一度流れを確認しておきましょう!

世代別の貯蓄額を把握

まずは、自分の現在、そして将来の世代がどのくらい貯蓄しているのかを知っておきましょう。金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成29年)」によると、金融資産を保有する世帯の年代別金融資産保有額の中央値・平均値は以下の通りです。

20代の中央値:300万円(平均値:524万円)
30代の中央値:420万円(平均値:735万円)
40代の中央値:650万円(平均値:1014万円)
50代の中央値:1100万円(平均値:1689万円)
60代の中央値:1400万円(平均額:2062万円)
70代の中央値:1500万円(平均値:2512万円)

この数字には、金融資産を保有していない世帯は含まれていません。続いて、すべての二人以上世帯を対象にしたデータを見てみましょう。

20代の中央値:77万円(平均値:320万円)
金融資産非保有割合:35.6%
30代の中央値:200万円(平均値:470万円)
金融資産非保有割合は33.7%
40代の中央値:220万円(平均値:643万円)
金融資産非保有割合は33.7%
50代の中央値:400万円(平均値:1113万円)
金融資産非保有割合は31.8%
60代の中央値:601万円(平均値:1411万円)
金融資産非保有割合は29.4%
70代の中央値:600万円(平均値:1768万円)
金融資産非保有割合は28.3%

ご覧の通り、年齢が高まるにつれて貯蓄額も増える傾向にあります。「このままではまずい」「もう少し貯蓄額のペースを上げよう」と感じた方もいるのではないでしょうか。「一向に貯蓄できない」という方は、今のままだとどんどん平均値から遠ざかっていく一方です。

また、金融資産非保有割合がどの年代にも一定数いる点も注目。貯蓄が難しい世帯は、現状から抜け出しにくいことがうかがえますね。

ちなみに、貯蓄には預貯金だけでなく、株式、投資信託などの金融資産も含まれます。

家計簿を見直し固定費をチェック

家計簿をつけておくと、自分のお金の使い道が簡単に把握できます。1カ月あたり何にいくら使っているのかをまとめ、割合の多い項目を見直しましょう。

とくに見直すべきポイントは、光熱費や水道代などの固定費。なかでも、家賃は大きな存在。「贅沢はしていないのに貯蓄できない」という方は、収入に対する家賃の割合が大きすぎるのかもしれません。

敷金や引っ越し費用などを踏まえたうえで、より貯蓄が増えそうだと判断したら、節約のために引っ越しをするのも選択肢のひとつ。交通費をしっかり負担してくれる会社に勤めているなら、職場から少々離れても家賃が安い物件を選ぶ手もあります。

買う基準を上げる

固定費の次は、普段の買い物を振り返っていきましょう。無駄遣いが多い人は、ものを買う基準が低いと考えられます。

季節が変わるたびに新しい服を用意したり、家にあるもので代用できるものをわざわざ買い揃えたりと、すぐに「買う」という選択肢を選んではいませんか?そうしているうちに、手元のお金がどんどん失われてしまいます。商品をレジに持って行く前に、「本当に必要なのか」と踏み止まる癖をつけておきましょう。

まとめ

世代によって、世帯の経済状況はさまざま。まずは基準にする貯蓄額を把握して、現段階とどのくらい差があるのかを頭に入れておきましょう。

家計簿を見直すと、新たな発見が得られることも。手書きタイプが合わない人は、家計簿アプリを使うのもおすすめです。改善点を見つけ出したら、すぐその項目に着手しましょう。行動が早ければ早いほど、そのぶん貯蓄額を増やすチャンスも多く得られますよ。

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