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子育ては都会と田舎どちらを選ぶ? それぞれのメリット、デメリット

LIMO / 2019年2月27日 10時40分

子育ては都会と田舎どちらを選ぶ? それぞれのメリット、デメリット

子育ては都会と田舎どちらを選ぶ? それぞれのメリット、デメリット

住まいを決めるとき、ファミリー層であれば通勤の便だけでなく子育て環境もしっかり考えたいという人は多いと思います。都会の便利な場所を選ぶか、多少通勤時間が長くなっても子供がのびのびできる田舎を選ぶかは結構悩ましいポイントなのではないでしょうか? 都会と田舎それぞれのメリット・デメリットについて考えてみました。

田舎の子育てのメリット・デメリット

筆者は、家の周りには田んぼや畑しかないような田舎で育ちました。地方都市までは車と電車で1時間以内の場所なので、都市圏にも十分通勤できる範囲ではあります。

幼稚園~中学のときは運動場や体育館も広く、1クラスあたりの人数も少ないため、担任教師も一人一人をよく見てくれましたし、違う学年の教師も名前をちゃんと覚えてくれて、とてもアットホームな学校生活を送ることができたと感じています。また、親の立場からすると、都会と比べて住居費にお金がかからない分、教育費を貯めやすいということもメリットになるのではないでしょうか。

交通の便があまり良くないことを考えると私立に行くという選択肢はほとんどなく、周りも公立に行くのが当たり前の環境なので、中学までは「どこの学校に行こうか」と悩むこともありませんでした。そのため色々な個性や学力の子供が集まり、家庭環境もさまざまでしたが、同じ学校の上級生には東大に進学しハーバードに留学した人もいました。

とはいえ、都市部の学校や私立校との学力や進学率の差は大きく、このようなケースは一握りです。本人の熱意や家族の協力がなければ、高偏差値の高校・大学を目指すのは簡単なことではない環境といえるでしょう。

こうした面では子供の意志を尊重するために親としてどうすれば良いのか考える必要がある一方、田舎では視野も狭くなりがちなので親が率先して外の世界を見せてあげないといけないということもあるでしょう。習い事や塾に行くのも親の送迎なしでは難しいので、都会に比べると毎日の親の負担が大きくなる可能性もあります。

都会の子育てのメリット・デメリット

一方、都会での子育てのメリットは子供が幼い頃からたくさんの選択肢を与えることができるということだと思います。美術館や動物園、遊園地など子連れで楽しめる場所へのアクセスも良く、感性を育んだり家族で楽しんだりできる機会も豊富です。

赤ちゃんの頃から通える習い事もたくさんありますし、幼稚園ものびのび生活させてくれるところ、しつけをしっかりしてくれるところ、勉強をよく見てくれるところなど子供に合わせた方針を選ぶことができます。

私立の小学校なども子供が自分で電車などを使い通学できる範囲にあるため、親としても安心して通わせることができますし、公立校も住む場所を選べば学力水準が高くなるということもあります。

ただ、選択肢が多すぎると子供にとって本当に何が良いのか分からなくなることも・・・。実際に筆者も上の子の幼稚園入学を1年後に控え、どの幼稚園に行かせることが子供にとって良いのかとても悩んでいます。

このように、幼い頃からさまざまな選択肢がある代わりに、子供のことをよく観察してなるべくその子に合う道を用意しなくてはいけないというプレッシャーも出てくるでしょう。

また、公園が小さい、少し遊ばせるだけなのに駐車場にお金がかかる、車通りの多い道路に面していて危ない、などということは都会ならではのデメリットといえます。家賃や土地も高く、田舎なら一軒家に住めるお金でも手狭なマンション暮らしになり、子供が大きくなった時に窮屈さを感じる可能性もあります。

まとめ

田舎と都会の子育てにはそれぞれのメリット・デメリットがあります。何を重要だと思うかによってどちらを選ぶかは変わってくると思いますが、どちらを選ぶとしても必要なのは子供がやりたいと思うことをやらせてあげる努力ではないでしょうか。筆者も子供が小学校に入るまでには長く住めるところに居を定める予定なので、どの場所を選ぶかしっかり考えようと思っています。

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