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資産は?住むエリアは?気になる富裕層の実態

LIMO / 2019年2月27日 19時45分

資産は?住むエリアは?気になる富裕層の実態

資産は?住むエリアは?気になる富裕層の実態

普段はなかなか関わることのない、富裕層。「何を基準に富裕層って呼ぶの?」「どんな暮らしをしているの?」と疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、富裕層の気になる実態に迫ります!

富裕層の定義とは…

まずは、2018年12月に野村総合研究所(NRI)が発表した「2017年の純金融資産保有額別世帯数と資産規模についての推計」を見てみましょう。NRIによる富裕層の定義は、以下の通りです。

1. 超富裕層:世帯の純金融資産保有額が5億円以上
2. 富裕層:世帯の純金融資産保有額が1億円以上5億円未満
3. 準富裕層:世帯の純金融資産保有額が5000万円以上1億円未満
4. アッパーマス層:世帯の純金融資産保有額が3000万円以上5000万円未満
5. マス層:世帯の純金融資産保有額が3000万円未満

このうち、超富裕層は、8.4万世帯、富裕層は118.3万世帯があてはまります。これらを合わせると「純金融資産保有額が1億円以上の世帯」の合計は約126.7万世帯ということですね。これは日本の全世帯数の2%強にあたります。

なお、この数字はあくまでも「金融資産」の金額のため、不動産は含まれていません。日本には、不動産を保有しているお金持ちも多く存在します。上記はあくまでも金融資産のみを対象にした富裕層の定義と考えておきましょう。

ちなみに、金融資産とは預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険などがあてはまります。また、純金融資産とは保有する総金融資産から負債を差し引いたものです。

世界3位も、中国に抜かれる!?

次に、クレディスイスが世界の富裕層の動向をまとめた「2018年グローバル・ウェルス・レポート」の結果を見ていきましょう。

すると、日本で100万米ドル(約1億1000万円)以上の資産を持つ「ミリオネア(富裕)層」は280万人。世界では米国と中国に次ぐ3位であると発表されています。しかし、昨年度、トップを占める米国に次ぐ2位は日本。269万人から11万人増加するも、中国に抜かれています。

また、5000万米ドル(約55億円)以上の純資産を持つ「超富裕層」で見ると、日本は3850人。世界で5番目に多いと報告されています。なお、こちらは世帯ではなく個人でのカウントです。

富裕層はどこで暮らしている?

「お隣さんが富裕層だった」というケースはなかなかありませんよね。実際、富裕層はどんなエリアに住んでいるのでしょうか。東京に住む富裕層にスポットを当ててみましょう。

渋谷区松濤

渋谷駅から歩いていける距離にある渋谷区松濤は、高級住宅街として有名です。なかでも総戸数21戸の小規模低層「プラウド松濤」は、億ションと呼ばれる高級マンション。周囲は戸建て住宅が建ち並んでいるため、プライバシーも問題ありません。

港区赤坂

東京ミッドタウンや赤坂サカスがあり、賑やかなイメージがある赤坂。一歩住宅街に入る緑に囲まれた静かな環境が広がっています。

江戸時代にあった紀州徳川家跡は、赤坂御所や迎賓館になっています。古くから格式の高いエリアであることがうかがえますね。

赤坂にある高級マンションといえば、総戸数36戸の「パークマンション赤坂氷川坂」。地下1階、地上13階建ての中高層マンションです。このマンションのほか、辺りには高級マンションが集結しています。

目黒区青葉台

山手通りと旧山手通りの間に位置する高級住宅街。江戸時代あった大名の庭園は、今では菅刈公園と西郷山公園になっています。自然豊かで広々とした敷地は、人々の憩いの場所ともいえるでしょう。

代表的な高級マンションは、総戸数は38戸の「ディアナガーデン代官山」。地上6階建ての中高層マンションで、独創的なデザインが注目を集めています。

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