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お金持ちに共通点はあるの? 富裕層の定義や特徴とは

LIMO / 2019年2月28日 11時45分

お金持ちに共通点はあるの? 富裕層の定義や特徴とは

お金持ちに共通点はあるの? 富裕層の定義や特徴とは

普段、何気なくお金持ちや富裕層という言葉を使いますが、いったいどのくらいの資産を持っている人がお金持ちや富裕層に該当するのでしょうか。また、お金持ちになる人に共通する特徴はあるのでしょうか。

富裕層の資産規模はどのくらい?

野村総合研究所(NRI)が2018年12月18日付で発表した、2017年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模の推計では、富裕層を以下のように定義しています。

超富裕層:純金融資産保有額 5億円以上

富裕層:純金融資産保有額 1億円以上5億円未満

つまり、「純金融資産保有額が1億円以上の世帯が富裕層」と言えるでしょう。なお、この調査での金融資産とは預貯金、株式、投資信託、債券、一時払いの生命保険、年金保険などで(不動産は含まれない)、資産から負債を引いたものを「純金融資産」としています。

富裕層は何に投資しているの?

次に、富裕層の資産運用方法について、仏コンサルティング会社キャップジェミニの「World Wealth Report 2018」を見てみましょう。実は日本と海外のお金持ちでは少し資産運用の傾向が異なります。ここでは、100万米ドル(約1億円)以上の投資資産を持つ人たちが対象です。

海外の富裕層の資産の内訳は、現金及び現金同等物が約3割、株式が約3割、債券と不動産で約3割、その他が約1割という比率です。流動性が高い現金、売買益を狙った株式、配当を見込める債権や不動産に均等に配分していることが読み取れます。そしてその他の約1割にはデリバティブや未上場株式などが含まれるようです。

一方、日本の富裕層は、現金及び現金同等物が約4.5割、株式約3割、債券と不動産で約2割、その他約0.5割という割合で、海外と比べ現金類の保有率が多くなっています。

お金持ちに共通する特徴は?

では、お金持ちにはどのような外見や態度の人が多いのでしょうか。ここでは富裕層顧客と接する機会の多い銀行員の経験からお金持ちに共通する特徴を見ていきます。

意外と服装は普通

お金持ちというと派手な服や装飾品を身に付けているイメージがあるかもしれませんが、意外と地味なことが多いといいます。お金持ちは自分に自信があるため、ブランドものなどでこれみよがしに着飾る必要がないのでしょう。実際、ごく普通の外見の人が銀行にやってきて何億円という金額を動かすこともあり、応対する銀行員が驚くこともあるそうです。

「金持ち喧嘩せず」は本当だった

お金持ちはレベルの低い争いごとに巻き込まれそうなときには、さっと身を引くといいます。つまらないゴタゴタで気力、体力、時間を費やし、そのうえ品格まで損なわれるぐらいなら、距離を置いたりお金で解決した方がベターだという考えがあるようです。

芯が強く、自分を持っている

「芯が強く、自分を持っている人」が多いのもお金持ちの特徴だといいます。お金持ちになるためには自分なりの考え方、こだわり、確たる信念を持って行動することが必要なようです。ただ、信念があるというと聞こえがいいものの、自身の信念に反することには強く反発することも。そのため、時に我が強く、意地が悪いという印象を受けることもあるようです。

まとめ

今回ご紹介した内容は、思い描いていたお金持ちのイメージと合っていましたか? お金持ちになるのは容易なことではありませんが、お金持ちの特徴から見えてくる意識の持ち方を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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