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貯蓄がゼロ!の人はどうする?「お金がない」現状を打破する方法

LIMO / 2019年3月5日 7時0分

貯蓄がゼロ!の人はどうする?「お金がない」現状を打破する方法

貯蓄がゼロ!の人はどうする?「お金がない」現状を打破する方法

ちゃんと働いて収入を得ているのに、なぜか一向に貯蓄が増えない……とお悩みの方もいるのではないでしょうか。「貯蓄がほとんどないなんて、我が家くらいなのかな」と思いがちですが、実はそうでもないんです。そこで今回は、気になる世間の貯蓄額の実態と、その打開策をお伝えします。

意外と多い? 貯蓄が少ない世帯

総務省が2018年5月に発表した「家計調査報告 貯蓄・負債編 平成29年(2017年)平均結果の概要(二人以上の世帯)」によると、2017年平均の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は1812万円で、前年に比べ8万円、0.4%の減少でした。これは5年ぶりの減少ということです。

また、貯蓄現在高が「0」の世帯を除いた 世帯を貯蓄現在高の低い方から順番に並べたときに,ちょうど中央に位置する世帯の貯蓄現在高、すなわち中央値は1074万円、貯蓄現在高「0」の世帯を含めた中央値は1016万円となっています。

こう見ると、けっこう貯蓄現在高が多いと感じられるかもしれません。しかし一方で、貯蓄現在高が100万円未満の世帯は全体の10%ありました。これは同調査の階級別世帯分布(100万円ごと)の中でもっとも高い割合です。ちなみに、貯蓄には預貯金以外の有価証券や積立型の保険なども含まれます。

収入に釣り合った買い物を

貯蓄現在高100万円未満の世帯が10世帯に1世帯の割合であることが調査で示されていましたが、「貯蓄が少ない仲間がたくさんいる」と安心してはいけません。まずは普段の買い物を見直し、今の収入に適したものを購入しているかを振り返りましょう。

デパ地下で高い食材に手を伸ばしたり、たまたま見かけた服を勢いで手に入れたりはしていませんか? 貯蓄を増やすには、安いスーパーで食材を揃える、衝動買いを控えるなど、今の収入と釣り合ったものを買うことが大切です。無駄な支出を抑え、貯蓄に充てられるお金をしっかりと確保しておきましょう。

固定費にも着手する

節約できるのは、食費やお小遣いだけではありません。家賃・光熱費・通信費・保険などの固定費にも着手して、余分な支払いをカットしましょう。

特に、金額の大きい家賃は見直す価値のある項目です。よく「手取り月収の3割が目安」と言われますが、収入に対して高すぎる家賃を払っている場合は、家賃の安い家に引っ越すことも視野に入れましょう。

また、毎月の保険代も要チェックです。支払いに無理のある金額ではないか、同じ補償内容ものを複数契約していないかなど、いま一度確認しておきましょう。

お金に対する考えを改める

お金を大切にしている人はお金が貯まりやすく、躊躇なくお金を使う人は貯まりにくい傾向にあります。「ちょっと疲れたからタクシーに」なんて考えを繰り返していると、お金は流れていく一方です。

財布からお金を取りだす前に、「ちょっと待てよ」と踏み止まる癖をつけましょう。お金を大切にする習慣を身に付け、なるべく出費をおさえておくことが貯蓄の第一歩です。

給料日にお小遣いを決める

「給料日前になるとお金が残っていない」「固定費を払うお金が足りない」という方は、先にお小遣いの額を決めておきましょう。方法はいたってシンプル。給料が振り込まれたら、貯蓄に充てたい金額を一番に差し引いておきます。二番目に家賃や光熱費などの固定費を引き、残った分がその月に使えるお小遣いとなるのです。

この方法なら、貯蓄も固定費も予定通り確保することができるうえ、今月はあといくら使えるのかひと目で分かります。さっそく次の給料日から、この方法で貯蓄と固定費を先取りしておきましょう。

まとめ

貯蓄が心もとない状況から一刻も早く抜け出すには、お金に対する考えや固定費を見直し、出ていくお金にブレーキをかけることから始めましょう。それに加え、給料日にあらかじめ貯蓄と固定費を引いておくことで、より確実に貯蓄を増やすことができます。脱・貯蓄ゼロに向けて、できることから取り組んでみてくださいね。

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