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補助輪としての投資とお金の法則

トウシル / 2008年12月8日 0時0分

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補助輪としての投資とお金の法則

補助輪としての投資

 まずお金を増やすにはどういう方法があるでしょうか?

  • (1) 仕事をした対価としてお金をもらい、貯める
  • (2) お金を投資して、お金に働いてもらう

 大きくいうとこの二つしか方法はなく、順番は(1)が先にきて、次に(2)がきます。投資で成功するにはこのバランスを上手く取る必要があり、イメージでいいますとこの二つの関係は仕事(本業)がメインの車輪であり、投資が補助輪になります。よって、まずはメインの車輪である仕事に集中してお金をもらうのが先決です。しかしながら、メインの車輪というのはずっと漕げるわけではなく、いずれ歳を取ってくると力も衰え、だんだん漕ぐスピードも遅くなってきます。その時に必要になるのが、補助輪なのです。つまり、みなさんもいずれは働けなくなり、公的年金や貯蓄の世話になるときがきます。その時にちゃんとした補助輪を持っていないと、いつまでもメインの車輪を動かさなければならず、また補助輪が不安定だと、よろけて倒れてしまいます。

 

パーキンソンの法則

 パーキンソンの法則というのをご存知ですか?これはイギリスの歴史学者パーキンソン博士が発見した法則ですが、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というものです。そして更に私は「一度膨張した支出は収入が減っても下がらない」というのも付け足します。どうやったらお金が貯まるかというのは収入の多い少ないではなく、収入からどれだけ支出を減らせるかで決まります。年収が500万円から1,000万円になれば、貯金が倍になると思っている方もいるかもしれませんが、支出も比例して必ず増えます。最近、ニュースになっていた某大物音楽プロデューサーなどもこの法則に当てはまりますね。アメリカのミリオネア(平均資産4臆円)の実態を調査した本「となりの億万長者」(トマス・J・スタンリー)によると、億万長者が買うスーツの値段は平均4万円であり、靴は2万円、腕時計は2万5千円だそうです。

 

ガイアの法則

 ガイアの法則とは私が考えたものですが、「お金の出て行くスピードは、そのお金を稼ぐために使った時間、労力に比例する」というものです。もし競馬やパチンコなどで短期的に100万円が入ってきたとすると、そのお金を使わずに貯金できますか?簡単に衝動買いをしてしまうと思います。しかし、5年間コツコツと積立てたお金、20年間投資を続けた結果得たお金は簡単には出ていかず、長期的かつより実の有ることに使えると思います。そして、最終的に手元の残るのは長期的、苦労して得たお金で、短期的に稼いだお金はすぐ飛んで行ってしまいます。

 投資で成功するためには、自分なりのお金に対する考えが必要になります。株式投資で6兆円もの資産を築いたウォーレン・バフェットは“投資で成功する人とはとても情緒的で強烈に伝染しやすいマーケットから自分の考えや態度を防護できる人である。”と言っています。単にお金を増やすことだけを目的とせず、まずは自分のメインの車輪である本業に打ち込み、貯蓄を増やし、長期的視野に立ってゆっくりと資産形成をすることが大切なのではないかと思います。

(中桐 啓貴)

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