税制改革プランが米下院で可決、ドル/円は113円に戻す
トウシル / 2017年11月17日 10時15分
税制改革プランが米下院で可決、ドル/円は113円に戻す
前日(11月16日)の市場概況
ドル/円:113円に戻す
前日112.47円台まで売られたドル/円ですが、この日は日経平均株価が7営業日ぶりに値上がりしたことに気を良くして、あっさりと113円台を回復。欧州時間には113.31円まで上値を伸ばしましたが、売りも強くNY時間には112.72円まで下押し。この日のレンジになりました。
さらにNY市場終盤には、トランプ政権の税制改革法案が米議会下院で可決された安心感で、再び113円台に戻しました。ただ前日の高値にチャレンジするような勢いはなく、終値は113.02円(前日比+0.158円)(チャート1)
ユーロ/ドル:1.18ドル重い
前日に1カ月ぶりの高値となる1.1859ドルをつけたユーロ/ドルは、1.18ドルを維持できず、1.1756ドルまで緩やかに下げました。(チャート2)
ポンド/ドル:1.32ドル重い
ポンド/ドルは、9月小売売上高が予想より良かったこともあり、1.3207ドルまで上昇。ただ、BOE(英国中央銀行)に追加利上げを促すほど強くもなく、上値は限定的。1.32ドル台はキープできませんでした。(チャート3)
豪ドル/ドル:雇用データ後に反発
この日発表された豪10月の雇用データは、就業者数が予想を下回りました。ただ内訳を見ると、パートタイムが減り正規雇用が大きく増えていて、雇用市場は健全との評価。豪ドル/ドルは0.7567ドルまで4カ月ぶりの安値を更新したあと、0.7608ドルまで反発しました。(チャート4)
この指標を見逃すな!! 11月17日の注目イベント
カナダCPI
カナダの10月消費者物価指数は、前月比0.1%に低下の予想。カナダの物価は、カナダ高の影響で伸び悩む状況で、BoC(カナダ中央銀行)のインフレ目標を下回る可能性が高まっています。ポロズ・カナダ銀行総裁は「政策金利の調整には慎重」と発言。追加利上げはしばらく様子見になりそうです。
(荒地 潤)
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