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eワラント、SUMCOのコール型が27倍超えなど国内株式を中心にコール型の上昇が目立つ

トウシル / 2017年12月18日 17時30分

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eワラント、SUMCOのコール型が27倍超えなど国内株式を中心にコール型の上昇が目立つ

上昇ランキング

 下表は2017年10月2日から12月15日までのeワラント上昇率ランキングです。なお、ランキングは実際に取引が可能であった銘柄について、過去の販売価格、買取価格に基づく試算であり、販売価格が0.50円以上であったコール型eワラント、プット型eワラントを対象としています。

 今回のランキングでは半導体ウエハー製造のSUMCO(3436)を対象とするコール型eワラントが1ヵ月も経たないうちに27倍を超える上昇率となり、トップとなりました。SUMCO(3436)の株価はこの期間において1.5倍強という上昇率となりましたが、同社株を対象とするコール型eワラントは3位、5位、11位、15位にも入っており、15位のコール型でも8.5倍強という上昇率でした。このようにeワラントは対象となっている株式よりも大きな値動きがあるのが特徴です。

 ランキング2位となったミネベアミツミ(6479)は11月上旬に業績の上方修正を発表した時点で株価もコール型eワラントも高値を付けました。13位にもランクイン。4位には建機向けフィルターの大手ヤマシンフィルタ(6240)を対象とするコール型eワラントが入りました。9位と16位にもランクインしています。

 その他の日本株を対象としたeワラントでは民泊関連で株価が急上昇中のLIFULL(2120)、原油高に伴って株価が上昇した国際石油開発帝石(1605)など、株価の上昇に伴ってコール型eワラントが上昇しました。

 

上昇トレンドの一部にeワラントで乗る

 eワラントは数千円程度の小額から、国内外の株式や株価指数、為替相場、コモディティに投資ができる商品です。対象となっている株式などに比べて値動きが大きいのが特徴です。値動きが大きいため投資元本のすべてを失うリスクはありますが、各銘柄にあらかじめ決められている満期日までに権利行使価格に相場が達するか、その可能性が高まるとランキングのような大きな上昇を期待できます。

 市場の注目度が高いテーマ株には資金が集まって株価上昇が継続することがあります。こういった局面では、eワラントの特長を上手に活かせば効率の良い投資が可能です。上昇トレンドの最初から最後まで乗ることは難しいと考えられますが、てこの効果があるeワラントを活かして、上昇トレンドの中の短期間の値動きを捉えて収益機会にすることも可能です。たとえば、数日間のうちに売買することを前提として、株価が0.5%動くと仮定した場合、レバレッジ(実効ギアリング)10倍のてこ効果があるeワラントなら、5%程度の値動きが予想されます。

【eワラントについて】
 eワラントは少額からレバレッジ投資が可能なカバードワラントという金融商品取引法上の有価証券です。レバレッジ投資が可能でありながら損失限定(投資した資金以上の損失はない)という特長を持っています。レバレッジ水準は国内外の個別株式・株価指数を対象原資産とする銘柄で2~20倍程度、為替を対象原資産とする銘柄で2~50倍程度です。

(eワラント証券)

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