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ドル高相場はそろそろ終わりか? ユーロが反発、円安も勢いなし

トウシル / 2018年5月14日 9時27分

ドル高相場はそろそろ終わりか? ユーロが反発、円安も勢いなし

ドル高相場はそろそろ終わりか? ユーロが反発、円安も勢いなし

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは109.77

下値メドは108.95

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(5月11日)

11日のドル/円の終値は109.36円

 前営業日に比べ0.03円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • ドル:5月ミシガン大学消費者態度98.8、予想上回る
  • カナダドル:3月雇用者数▲1,100人、予想下回る。失業率5.8%、変わらず
  • ドル:セントルイス連銀総裁「米国には今、インフレ圧力はほとんどない」
  • NZドル:オアRBNZ(NZ準備銀行)総裁「NZドルの下落は、良いこと」
  • NY株:24831.17ドル(+91.64ドル)7営業日続伸
  • ドル円1カ月インプライドボラティリティ: 6.25% (▲0.45%)下落
  • NY原油先物:70.70ドル(▲0.66ドル)
  • 米長期金利:10年債利回り2.97%(+0.007%)
  • NY金先物:1320.70ドル(▲1.60ドル)

本日の注目通貨

ドル/円:今週の予想レンジは108.11~110.63円

 週末のドル/円は緩やかなドル安/円高に向かい、東京時間の109.57円をトップにNY時間までかけて109.15円へ下落しました。狭いレンジの取引で大きな動きはありませんでした(チャート1)。

 先週を振り返ると、ドル/円は月曜日に108.75円をつけてから木曜日には110.01円まで上昇しましたが、そこから上には行けず、週の高値と安値のほぼ半値レベルとなる109.36円まで押し戻されて終了。前週比では+0.30円のドル高/円安でした。

 今週のサポートは108.74円、108.11円、レジスタンスは、110.00円、110.63円。

≫≫トウシルの最新記事はこちら

 

ユーロ/ドル:今週の予想レンジは1.1759~1.2069ドル

 約3週間も続いたロングポジションの整理も一段落してようやく身軽になったユーロ/ドルは、1.18ドル台では買いが優勢。この日は1.1892ドルまで下げ止まり、1.1968ドルまで大きく反発しました(チャート2)。

 先週のユーロ/ドルは、月曜日の1.1978ドルを高値に、水曜日には1.1823ドルまで下げて年初来安値をつけましたが、ポジション整理後は買い戻しが活発になり今週下げた分をほぼ取り戻すまで回復しました。

 今週のサポートは1.1849ドル、1.1759ドル、レジスタンスは、1.2004ドル、1.2069ドル。

 

ユーロ/円:今週の予想レンジは128.67~131.71円

 週末のユーロ/円は130.00円が安値で、130.68円まで買い戻されました。(チャート3)

 先週のユーロ/円は火曜日には129.23円まで下落しましたが、年初来安値水準の128円台割れを回避すると、ユーロ/ドルの買い戻しとともに5月の半値水準となる130円台半ばまで戻しました。

 今週のサポートは129.62円、128.67円、レジスタンスは、131.15円、131.71円。


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

(荒地 潤)

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