ドル/円は110円台に上昇。マーケットのスイッチはリスクオン！

本日のレンジ予測

［本日のドル/円］

↑上値メドは110.57円

↓下値メドは109.58円

今朝の天気マークは「晴れ」

▼ 天気の判定基準くわしくはコチラ ▼

 

毎ヨミ！FXトップニュース（6月7日）

6日のドル/円の終値は110.19円。

　前営業日に比べ0.39円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。

• EUR：プラートECB（欧州中央銀行）専務理事「来週の会合で資産買入れ終了について検討」
• EUR：クノットECB理事「まもなく資産買入れの終了を宣言することが妥当」
• AUD：1-3月期GDP（国内総生産）前期比1.0％、前年比3.1％、予想より強い
• CAD：ムニューシン財務長官「カナダを追加関税の対象外に」
• OIL：原油在庫は207.2万バレルの積み増し。原油価格が下落

 

主要指標終値

※高値、安値は終値ベース

 

本日の注目通貨

ドル/円：ようやく110円台に戻る

　マーケットがリスクオンに切り替わるなかで、ドル/円は東京時間午後に110円台に再チャレンジして成功、さらにじりじりと上値を伸ばしてNY時間午後に110.26円をつけました。終値が110円以上だったのは5月23日以来。（チャート１）

 

ユーロ：関心はイタリアから来週のECBへ

　イタリアの政治リスクや1-3月の欧州経済の減速で、ECBはしばらくこのまま緩和政策を続け来週の会合で予定されていた量的緩和終了の発表は見送るだろう、というのがマーケットの考えでした。

　ところがイタリア問題の沈静化と同時にECB理事から量的緩和終了に関する強気の発言が相次ぎました。マーケットにとっては予想していなかったことで、一転ユーロ買いが活発になりました。

　ユーロ/円は129.83円まで上昇して5月23日以来の高値をつけ、ユーロ/ドルも1.1796ドルまで上昇、5月22日以来の1.18ドル台に迫る勢いとなりました。（チャート2,3）

 

トレード前に必ずチェック！今日発表の重要指標！

豪貿易収支、トルコ政策金利、欧州GDP

経済指標過去データはこちらをチェック！

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◎天気の判定基準とは？

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

･「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

･「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

･「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。

※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

（荒地 潤）