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G7サミットは失敗!西側諸国は分裂危機

トウシル / 2018年6月11日 9時30分

G7サミットは失敗!西側諸国は分裂危機

G7サミットは失敗!西側諸国は分裂危機

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.18

下値メドは108.87

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

主要指標終値

※高値、安値は終値ベース

 

毎ヨミ!FXトップニュース(6月7日)

8日のドル/円の終値は109.54円

 前営業日に比べ0.15円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • G7サミット:トランプ米大統領「G7首脳宣言はニセモノであり、認めない」
  • G7サミット:トランプ大統領「カナダ首相は不正直で弱いリーダー」
  • G7サミット:カナダ首相トルドー氏「カナダは米国の言いなりにはならない」
  • G7サミット:トランプ大統領「ロシアのG8復帰認めるべき」= 英国など反対もイタリアは賛成

本日の注目通貨

ドル/円:トランプ vs G6の対立浮彫

 週明けのドル/円は、先週の終値から0.20円ほど円高水準の109.33円でオープンしています。G7後の世界貿易戦争がさらに深刻になるのは確実ですが、とりあえず、明日の米朝会談を控えてドル/円は様子見状態(チャート1)。

 トランプ大統領は、週末のG7サミット(主要7カ国首脳会議)で採択された首脳宣言を拒否。トランプ大統領が途中退席してシンガポールに向かったあとに、ホスト国であるカナダのトルドー首相が「米国の関税は侮辱的」と語ったことに腹を立てたため。今回のG7サミットで結束を深めようとした西側諸国は、トランプ vs G6の分裂の危機を露呈するだけの結果に終わりました。

 今週のピボットは109.53円。サポートは108.87円、108.55円。レジスタンスは109.86円、110.18円。

ユーロ/ドル:今週はECB会合

 週明けのユーロ/ドルは、先週末とほぼ同水準の1.1773ドルでオープン(チャート2)。今週のハイライトは木曜日のECB(欧州中央銀行)会合。注目ポイントは、ECBの量的緩和の終了時期です。

 今週のピボットは1.1754ドル。サポートは1.1669ドル、1.1567ドル。レジスタンスは1.1856ドル、1.1941ドル。

 6月のこれまでの高値は1.1894ドル、安値は1.1616ドル。先週の終値は前々週に比べ110ポイントのユーロ高/ドル安でした。6月のこれまでの値幅は223ポイントで、1日の平均値動きは83ポイント。2018年の高値は1.2555ドル、安値は1.1510ドル。半値レベルは.2033ドル。

ユーロ/円:130円復帰はユーロ/ドル次第

 週明けのユーロ/円は、先週末に比べややユーロ安/円高水準の128.71円でオープン(チャート3)。

 今週のピボットは128.93円。サポートは127.64円、126.34円。レジスタンスは130.25円、131.57円。

 6月のこれまでの高値は130.27円、安値は127.12円。先週の終値は前々週に比べ1.24円のユーロ高、円安でした。6月のこれまでの値幅は3.15円で、1日の平均値動きは1.12円。2018年の高値は137.50円、安値は124.62円。半値レベルは131.06円。

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

(荒地 潤)

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