投資のセオリー。資産形成をする上で大事なツボは、長期・積立・分散
トウシル / 2018年7月25日 6時0分
投資のセオリー。資産形成をする上で大事なツボは、長期・積立・分散
資産形成の3つのツボ
資産形成の入り口に立ったばかりの初心者は、何を気にしたらいいでしょうか。
それはまず「長期」「積立」「分散」の3つのポイントを踏まえた上で、投資することが大切です。
資産形成のツボ1:長期投資
金融商品の価格は日々変動しています。
極端な例ですが、今日購入した株式が明日、大幅に値上がりしたり、値下がりしたりすることもあります。こうした価格変動は長期間で投資することで安定する傾向があります。
以下は、それぞれ各月末時点の1年間、5年間、10年間、海外株式に投資した場合の投資収益率(リターン)を示したグラフです。
海外株式(MSCIコクサイ・インデックス[配当込み、円ベース])へ投資した場合のリターン
資産形成のツボ2:積立投資(時間分散)
常に安く買って高く売ることは難しいものです。投資信託を複数回に分けて購入する方法を、「時間分散」といいます。
基準価額が高いときには購入口数を抑え、基準価額が低いときは、多くの口数を購入します。これによって、購入単価をならすことができます。
投資信託の積立投資のイメージ(毎月1万円購入する場合)
資産形成のツボ3:分散投資(資産分散)
資産の値動きは投資対象によってさまざまです。例えば株価が値下がり、債券価格が上昇する局面では、株式と債券の両方を保有すれば、株価の値下がりによる損失を債券価格の上昇でいくらか埋めることができます。つまり、投資する資産を複数に分けることが、リスクの分散につながります。
卵を一つのカゴに盛ってはいけない
複数の資産を組み合わせることで、資産全体の値動きを抑えることが期待できます。もちろん、どのような資産でもよいわけではありません。値動きの異なる資産で組み合わせると、分散効果は高くなります。
次は、国内株式などの主な資産にそれぞれ投資した場合と、各資産に均等投資した場合の値動きの推移です。
主な資産の価格推移
「じっくり、コツコツと、(投資対象を)分けて」投資を行うことで、あなたのお金を育てていきましょう。
(アセットマネジメントOne)
この記事に関連するニュース
-
野村AM、「MSCIジャパン気候変動指数(セレクト)(配当込み)」を連動対象とするETF(上場投信)を新規設定
PR TIMES / 2024年11月19日 21時40分
-
NISA×高配当株投資:失敗しやすい人の三つの共通点
トウシル / 2024年11月18日 7時30分
-
外国株式インデックスがもてはやされる中で異彩を放つ「外債ファンド」。広島銀行ではなぜ売れるのか?
Finasee / 2024年10月31日 7時0分
-
ゆうちょ銀行・郵便局では「S&P500」が継続してトップ! 株価下落警戒でバランスファンドは「均等型」が優位に
Finasee / 2024年10月30日 8時0分
-
ウェルスナビ、2024年8月の下落相場でのパフォーマンスを検証
PR TIMES / 2024年10月29日 17時45分
ランキング
-
1ユニクロ感謝祭「最強アウターが大幅値下げ」「ヒートテックも割安」絶対に買い逃してはいけない5アイテム
日刊SPA! / 2024年11月27日 8時54分
-
2LINEでもXでもInstagramでもない…東大生が「受験生は絶対入れるな」という"バカになるアプリ"の名前
プレジデントオンライン / 2024年11月25日 16時15分
-
3知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
4「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分
-
5「小銭入れると落ちる恐れ」 しまむらの新作財布に不具合……「申し訳ございません」 販売中止に
ねとらぼ / 2024年11月27日 19時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください