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為替相場は手がかり待ち。今夜発表のFOMC議事録に貿易戦争の影響?

トウシル / 2018年7月5日 9時23分

為替相場は手がかり待ち。今夜発表のFOMC議事録に貿易戦争の影響?

為替相場は手がかり待ち。今夜発表のFOMC議事録に貿易戦争の影響?

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.80

下値メドは110.12

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(7月4日)

4日のドル/円の終値は110.49円

 前営業日に比べ0.10円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • GBP:5月サービス業PMI(購買担当者指数)55.1、予想を上回る。8月の英利上げ観測が再浮上
  • EUR:5月サービス業PMI(改定値)、ドイツ54.5、ユーロ圏55.2、いずれも予想上回る
  • AUD:5月貿易収支 8.27億豪ドルの黒字、予想下回る
  • AUD:5月小売売上高 前月比0.4%、予想上回る

本日の注目通貨

ドル/円:今夜はFOMC議事録

 ドル/円は110円台前半を中心に小動きでした。この日の高値と安値は東京時間につけた110.62円と110.28円。海外時間は、NY市場が米独立記念日で休場のため取引も細りました(チャート1)。

 今夜はFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表されます。FOMCは6月の会合で予想通り利上げを実施。政策金利であるFF(フェデラルファンド)金利誘導目標は1.50~1.75%から1.75~2.00%に引き上げられました。

 公表の議事録はこの会合時のもの。FOMCメンバーのインフレ見通しの自信の強さを確認するのと同時に、目下最大の懸念事項となっている貿易戦争が、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策に影響を及ぼすのかどうかについても、チェックする必要があるでしょう。

 

ユーロ/ドル:上値重い

 今週の上値メド(レジスタンス)は、1.2345、1.2410。下値メド(サポート)は決着したかに思われた、移民政策を巡るCDU/CSU(ドイツ連立与党)内の話し合いは、実はまだ終わっていないとの報道で、ユーロ/ドルは1.1681ドルを頭に1.1631ドルまで売り戻し。ただ大きな動きにはつながりませんでした(チャート2)。

 

ユーロ/円:大幅上昇

129円台半ばから上が重くなっているユーロ/円。この日は129円台も届かず、高値は128.96円止まり(チャート3)。

 

本日の注目イベント

5日:FOMC議事録、ADP雇用データ

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

(荒地 潤)

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