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ドル高に急ブレーキ!トランプ大統領「利上げうれしくない」

トウシル / 2018年7月20日 9時17分

ドル高に急ブレーキ!トランプ大統領「利上げうれしくない」

ドル高に急ブレーキ!トランプ大統領「利上げうれしくない」

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは113.68

下値メドは111.45

今朝の天気マークは「雨」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(7月19日)

19日のドル/円の終値は112.48円

 前営業日に比べ0.34円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。

  • USD:トランプ大統領「金利上昇はうれしくない」
  • USD:トランプ大統領「中国人民元は底値をつけた」
  • USD:ホワイトハウス「トランプ大統領はFRBの決定に干渉しない」
  • AUD:6月新規雇用者数+5万900人、予想上回る
  • GBP:6月小売売上高 前月比▲0.5%、予想下回る
  • ZAR:SARB(南ア準備銀行)政策金利を現行の6.50%に据え置き​ 

主要指標終値

本日の注目通貨

ドル/円:トランプ大統領がFRBの政策に介入か

 NY時間、トランプ大統領がTVインタビューで「FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げはうれしくない」と発言。112円台後半から113.16円まで戻していたドル/円は一気に112.05円まで急落しました。(チャート1)

 ただ、トランプ大統領は「彼ら(FRB)がベストだと思うことをやらせるつもりだ」とも述べ、ドル/円も112円台なかばまで回復。

 トランプ大統領の圧力によってFRBが金融政策を転換することはないでしょうが、貿易からついには金融市場にも介入を始めたトランプ大統領には注意していく必要があります。トランプ大統領は「ドル高は米国に不利益」と発言しています。年初来高値近辺まで戻しているドル/円の動きにも影響を与えることになるでしょう。

 米国の財政政策やFRBの金融政策が今年のドル高をつくりあげています。しかし行き過ぎたドル高は、インフレ率の観点からするとFRBにとってもあまり歓迎することではありません。トランプ大統領(そしてFRB)は決してドル高の擁護者でないことを、改めて認識させられる日となりました。

 

ユーロ/ドル:急反発

 1.1574ドルまで今月の安値を更新していたユーロ/ドルは、トランプ発言で1.1678ドルまで急反発。(チャート2)

 

ユーロ/円:今週の予想レンジ 129.34~132.61円

 トランプ発言が出るまでドル高/円安が続いていたマーケットでユーロ/円は上昇を続け、17日には5月2日以来の高値となる131.98円をつけました。この日は130.73円まで下落。(チャート3)

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

カナダ小売売上高、カナダCPI

経済指標過去データはこちらをチェック!

天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

(荒地 潤)

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