1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

強い米GDPでもドル動かず。ドル上昇にはもっと刺激が必要?

トウシル / 2018年7月30日 8時42分

強い米GDPでもドル動かず。ドル上昇にはもっと刺激が必要?

強い米GDPでもドル動かず。ドル上昇にはもっと刺激が必要?

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは111.46

下値メドは110.56

今朝の天気マークは「雨」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(7月27日)

27日のドル/円の終値は111.00円

 前営業日に比べ0.22円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。

  • USD:トランプ米大統領「次の四半期のGDPは飛び抜けたものとなる」
  • USD:NY株式市場でIT株が軒並み下落。ツイッター株が前日比21%急落
  • TRL:米国とトルコが対立。トランプ大統領「トルコに経済制裁を検討」
  • JPY:円金利が急上昇。10年物国債利回りが一時約1年半ぶりの高さに

主要指標終値

※高値、安値は終値ベース

本日の注目通貨

ドル/円:112円へいくにはよほどのビックリが必要?

 7月27日に発表された米国の第2四半期GDP(国内総生産)は前期比年率4.1%に拡大。第1四半期も2.2%に上昇修正されるなど、米経済の力強さを示しました。

 しかしドル/円は買われるどころか、逆に111円前半から110円台へ下落、当日安値となる110.80円をつけました(チャート1)。

 

 またECB(欧州中央銀行)会合後から失速していたユーロ/ドルは1.1620ドルをから1.1664まで反発(チャート2)。

 トランプ大統領が発表前から「GDPにハッピー。数字は頭に”4”がつく」と盛り上げたせいで、5%に近い4%台ではないかという予想も出ていましたが、結果は4.1%。この数字でもかなり良いのですが、米経済が強いことはすでに承知。それ以上の結果をマーケットは欲しがっていたのです。米国の経済指標や利上げを理由としたドル買いは一段とハードルが上がってます。今週のFOMC(米連邦公開市場委員会)、そして米雇用統計という重要イベントでドルがどのような反応を見せるのか注意です。

 

 

トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!

30日:日銀金融政策決定会合、FOMC、BOE、米雇用統計など

経済指標過去データはこちらをチェック!

天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

(荒地 潤)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください